病気の解説
亜急性硬化性全脳炎
別名:SSPE、ドーソン病、ドーソン脳炎
受診の目安
亜急性硬化性全脳炎では、学校での成績の低下、もの忘れ、かんしゃく、注意散漫、不眠、幻覚などがあります。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに脳神経内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。
基本
概要
亜急性硬化性全脳炎(SSPE)は、麻疹ウイルスによって引き起こされる脳の病気です。この病気は、通常、麻疹にかかった後数年から数十年の間に発症します。
主な症状
亜急性硬化性全脳炎の最初の症状には、学校での成績の低下、もの忘れ、かんしゃく、注意散漫、不眠、幻覚などがあります。また、腕や頭、体の筋肉が突然収縮することもあります。症状が進行すると、筋肉の異常な動きやけいれん発作が起こり、知能と言語能力が低下していきます。最終的には、体温が上昇し、血圧や脈拍に異常が見られることもあります。
検査と診断
診断
亜急性硬化性全脳炎の診断には、髄液や血液の検査、画像検査が行われます。精神遅滞や筋肉のけいれん発作が見られる場合、SSPEが疑われます。診断は、髄液検査や血液検査で麻疹ウイルスに対する抗体の量が多いこと、脳波の異常、MRIやCT検査で脳の異常が確認されることで確定されます。
治療
治療
亜急性硬化性全脳炎の進行を止める方法はありませんが、けいれん発作を抑えたり、その頻度を減らすために抗てんかん薬が使用されることがあります。
経過と生活
経過・予後
亜急性硬化性全脳炎は、通常1~3年で死に至ることが多いです。病気が進行すると、筋肉の異常な動きが制御できなくなり、肺炎が発生することが直接の死因となることが一般的です。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。