病気の解説
卵巣茎捻転
緊急性の高い症状
突然の片側の下腹部の激しい痛み・吐き気や嘔吐を伴うときは、ただちに救急(119)を要請してください。
当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。
受診の目安
片側の下腹部の痛みが続くときは、速やかに受診してください。
基本
概要
卵巣茎捻転は、卵巣や付属器がねじれて血流が妨げられる状態です。症状として激しい腹痛が突然現れ、吐き気や嘔吐を伴うことがあります。痛みは片側に起こることが多く、腹部の圧痛を感じることもあります。発熱や心拍数の増加を伴うこともあります。
主な症状
卵巣がねじれると、突然の強い痛みが生じることがあります。痛みに伴い吐き気や嘔吐がみられることもあります。痛みは差し込むように感じられることがあり、断続的に続く場合もあります。腹部に圧痛を感じることがあり、痛みは片側だけのことも全体に広がることもあります。発熱や心拍数の増加が見られることもあります。
検査と診断
診断
付属器捻転は、症状と内診・超音波検査の結果から疑われます。経腟超音波検査で卵巣の腫大や腫瘤が認められることがあり、血流が途絶しているかを評価するカラードプラ超音波検査で判断材料となります。診断を確定するには手術を行って卵巣を観察することが必要になる場合があります。
治療
治療
捻転が疑われる場合は、卵巣のねじれを元に戻す目的で手術を行います。腹腔鏡下手術では切開口から腹腔鏡を挿入し、卵巣のねじれを戻します。必要に応じて卵管も同様に元に戻します。開腹手術は卵巣腫瘤が大きいなどの理由で必要になることがあります。開腹手術では長期の観察や入院の可能性があり、痛みが強くなることもあります。卵巣嚢胞がある場合は嚢胞を切除することがあります。血流が完全に途絶えて組織が壊死している場合には卵管と卵巣の摘出術が必要になることがあります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。