病気の解説
子宮付属器炎
受診の目安
子宮付属器炎では、急性期の主な症状として、下腹部の痛み・発熱・おりものの異常などがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、産婦人科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
子宮付属器炎とは、子宮の付属器である卵管と卵巣の炎症を指します。卵管炎と卵巣炎が同時に起こることが多いと説明されています。原因としては性感染症や子宮内操作が関係する場合があり、人工妊娠中絶や流産手術、避妊リング挿入などが影響することがあります。治療は主に抗生物剤などの薬物療法で、症状の重さによって外来での治療か入院治療かが判断されます。悪化すると腹膜まで炎症が広がることもあると説明されています。
主な症状
急性期の主な症状として、下腹部の痛み・発熱・おりものの異常などがあります。吐き気や嘔吐といった消化器症状を伴うこともあります。卵管炎が原因で卵管の通りが悪くなると、不妊や子宮外妊娠の原因になる可能性もあるとされています。
検査と診断
検査
診察では内診で圧痛や移動痛の有無を確認します。血液検査では白血球数やCRPなど炎症の目安を調べます。感染の原因を調べる検査として、おりもの検査があります。さらに超音波検査、必要に応じてCTやMRI検査で卵管や卵巣の状態を確認します。
治療
治療
急性期には抗生剤と解熱鎮痛剤による薬物療法が基本です。軽症なら外来で内服、重症なら入院して点滴治療を行うことがあります。膿瘍がある場合や炎症が治まりにくい場合には手術が検討されることがあります。治療の際には性感染症の原因にも対応し、場合によってはパートナーの治療も必要になることがあります。
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出典
参考: 済生会 症状別病気解説(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。