病気の解説
水痘
別名:先天性水痘症候群、水ぼうそう、水疱瘡
受診の目安
水痘では、軽度の頭痛、中等度の発熱、食欲不振、全身のだるさがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、感染症内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
水痘は、主に水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。感染後7~21日で症状が現れ、軽度の頭痛や中等度の発熱、食欲不振、全身のだるさなどが見られます。特に成人では重い症状が出ることがあります。発疹は最初に平坦で赤い小さな斑点として現れ、その後水疱に変わります。発疹は全身に広がり、かゆみを伴います。通常、発疹は数日間にわたって続き、最終的にはかさぶたになります。
主な症状
水痘の症状には、軽度の頭痛、中等度の発熱、食欲不振、全身のだるさがあります。特に年少の小児では、これらの症状が現れないことが多いですが、成人では重い症状が出ることがあります。発疹は最初に平坦で赤い斑点として現れ、次第に水疱に変わります。かゆみを伴い、全身に広がることがあります。
検査と診断
診断
水痘の診断は、医師による評価が主な方法です。水疱の発疹や他の症状が特徴的であるため、医師は通常、診断を間違えることはありません。血液検査や潰瘍からのサンプル検査が必要になることはまれです。
治療
治療
水痘の治療は、症状の軽減を目的とします。軽症の場合は、湿布をあてることでかゆみを和らげたり、掻かないようにするための対策が有効です。かゆみが強い場合は、抗ヒスタミン薬を使用することがあります。中等度から重度の症状が出るリスクがある人には、抗ウイルス薬が処方されることがあります。
経過と生活
合併症
水痘には合併症があり、特に新生児や成人、免疫機能が低下している人ではリスクが高まります。成人や免疫機能が低下している人では肺炎や脳炎などの重篤な合併症が起こることがあります。また、妊娠中に水痘にかかると、重篤な合併症のリスクが高まります。
予防
水痘の予防には、ワクチン接種が重要です。また、場合によっては免疫グロブリン製剤が使用されることもあります。感染者の隔離も感染予防に役立ちます。
経過・予後
健康な小児はほぼ全員が水痘から問題なく回復しますが、成人や免疫機能が低下している人では重症化することがあります。ワクチン接種を受けた人が水痘を発症した場合は、比較的軽症で済むことが多いです。
感染症内科で扱うほかの病気
出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。