病気の解説

肺炎球菌感染症

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受診の目安

肺炎球菌感染症では、多くは肺炎として現れるほか、中耳炎や副鼻腔炎になることもあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、呼吸器内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

肺炎球菌感染症は、肺炎や中耳炎、副鼻腔炎などの症状を引き起こす細菌の感染です。菌は血流に入り全身へ拡がることもあり、髄膜炎や心内膜炎、骨・関節・腹腔の感染を起こすこともあります。発生リスクは慢性疾患、免疫機能を抑える薬剤の使用、機能的脾臓でない人、喫煙、長期入所などの条件で高まるとされます。健常者の高齢者では、症状や合併症がより重症化する傾向があるとされています。

主な症状

感染した部位により症状は異なります。多くは肺炎として現れるほか、中耳炎や副鼻腔炎になることもあります。細菌が血流に入り全身へ拡散する場合もあり、重症になると髄膜炎や心内膜炎、骨・関節・腹腔の感染を引き起こすことがあります。

原因

肺炎球菌感染症の原因は肺炎球菌という細菌です。特定の状況や基礎疾患があると感染しやすくなるとされています。

病態

細菌は肺や中耳・副鼻腔などの部位に感染を起こすことがあり、血流に入り全身へ拡散することがあります。髄膜炎などの重篤な合併症を引き起こすこともあると記載されています。

リスク因子

以下の条件が肺炎球菌感染症の発症リスクや重症度を高めるとされています:慢性疾患(心臓や肺、糖尿病、肝疾患など)、アルコール使用、免疫機能を低下させる病気(例:HIV感染症)、免疫抑制薬の使用、機能する脾臓がない、鎌状赤血球症、長期療養施設での生活、喫煙、特定の集団を祖先とする人がいる場合など。高齢者は健常者でも症状や合併症が重くなりやすいとされます。

治療

治療

治療には抗菌薬が用いられます。多くの肺炎球菌感染症にはペニシリン系やセファロスポリン系、アモキシシリンなどが選択されます。重症例では静脈投与が行われることもあります。ペニシリン耐性がある場合は別の薬が使われます。髄膜炎のケースでは、バンコマイシンに加えてセフトリアキソンやセフォタキシム、リファンピシンなどが使われることがあります。高用量のペニシリンが必要となるケースもあるため、治療には他の抗菌薬が代替として用いられることがあります。

使われる薬

出典には、ペニシリン、ベータラクタム系、セファロスポリン系、アモキシシリン、フルオロキノロン系、バンコマイシン、リファンピシンなどが挙げられています。髄膜炎の場合には追加薬としてセフトリアキソンやセフォタキシム、リファンピシンが記載されています。

経過と生活

予防

肺炎球菌感染症は、ワクチンと一部の人では抗菌薬で予防できるとされています。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。