病気の解説

腎後性腎不全

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緊急性の高い症状

尿がまったく出ない、下腹部が強く痛む・張っているときは、すぐに医療機関を受診してください。急に尿が出なくなる状態(急性尿閉)は命にかかわることがあります。

出典:NIDDK: Symptoms & Causes of Urinary Retention、NIDDK: Prostate Enlargement (Benign Prostatic Hyperplasia)

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

腎後性腎不全は、前立腺肥大や尿路の詰まりなどで尿が出せなくなり、腎臓の働きが落ちる状態です。早めの受診が大切です。

  • 尿の勢いが弱い、出しにくい、残っている感じがするときは、医療機関(泌尿器科・腎臓内科など)を受診してください。
  • 尿に血が混じる、排尿の痛みや頻尿に発熱・寒気を伴うときは、すぐに受診してください。

症状だけで病名を判断することはできません。自己判断せず、医師の診察を受けてください。

出典:NIDDK: Symptoms & Causes of Urinary Retention、NIDDK: Prostate Enlargement (Benign Prostatic Hyperplasia)

基本

概要

腎後性急性腎不全は、尿の排出が障害されて腎臓へ戻る血流が妨げられることで起こる腎不全の一種です。尿路の閉塞や前立腺肥大などが原因となり、尿量が減少したり無尿になることがあります。治療は原因を取り除くことが中心で、腎臓自体の機能を失っているわけではない場合は回復します。

主な症状

尿量の減少や無尿、むくみが現れることがあります。病状が進むと食欲低下や疲労、頻脈、口渇、口の乾燥、錯乱といった症状が見られることがあります。さらに重症になると呼吸困難、意識の低下、痙攣、血圧低下なども起こり得ます。尿量の異常や血液中の窒素成分の上昇による尿毒症状、電解質異常、貧血も臨床の目安になります。

原因

主な原因は尿道の閉塞で尿が排出できなくなることです。前立腺肥大や尿路閉塞などが代表的です。高齢の男性では排尿障害に注意が必要です。多くの場合、尿路の狭窄部を広げることで改善することがあります。

病態

尿路の閉塞により尿が排出されず、腎臓へ戻る血流や糸球体の機能に影響が出て腎機能が低下します。腎臓自体に器質的な変化がない場合は治療で回復します。

検査と診断

診断

問診で病歴を確認し、血液検査・尿検査・腹部の超音波検査、レントゲン・CT・MRIなどの画像検査を用いて診断します。血清クレアチニンや血液尿素窒素の上昇を手掛かりに判断します。適切な画像検査を組み合わせて原因を探すことが必要です。

治療

治療

治療の中心は尿路の閉塞を取り除くことや原因の除去です。症状が進んだ場合には血液を浄化する透析などの治療が行われることがあります。複数の薬物治療が用いられることもあります。

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出典

参考: 腎後性急性腎不全(ジンゴセイキュウセイジンフゼン)について 【病院検索ホスピタ】(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
受診の目安の出典:NIDDK: Symptoms & Causes of Urinary Retention / NIDDK: Prostate Enlargement (Benign Prostatic Hyperplasia)(2026-10-13 確認)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。