病気の解説
萎縮性腟炎
受診の目安
萎縮性腟炎では、腟炎では異常なおりものやかゆみ、発赤、灼熱感、痛みなどの症状が見られることがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、産婦人科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
萎縮性腟炎は、腟の粘膜が薄くなり乾燥することで違和感や不快感を生じることがある状態です。
主な症状
腟炎では異常なおりものやかゆみ、発赤、灼熱感、痛みなどの症状が見られることがあります。時には性行為時や排尿時の痛み、頻尿が生じることもあります。症状の程度は原因によって異なり、軽度の場合は目立たないこともあります。
原因
腟炎の原因として、腟内の酸性度の変化や刺激・アレルギー、長時間の湿気、他の感染源からの細菌の侵入などが挙げられます。閉経や使用している製品が腟の環境に影響を及ぼすことがあります。
検査と診断
診断
診断は医師の評価と、おりものや子宮頸部の分泌液の検査で行われます。内診で腟の奥や子宮頸部を観察し、分泌物を綿棒で採取して顕微鏡で調べ、原因の特定を行います。必要に応じて性感染症の検査も同時に行われます。
治療
治療
原因に応じて抗菌薬や抗真菌薬で治療します。刺激物やアレルゲンが原因と分かった場合は、その製品の使用を避けます。痛みやかゆみを和らげるための対症療法として、冷却や坐浴、抗ヒスタミン薬などが用いられることがあります。
経過と生活
予防
再発を防ぐためには、陰部を清潔に保ち乾燥を保つこと、前から後ろへ拭くこと、腟洗浄を避けること、安全な性行為を心がけることなどが挙げられます。香りの強い石けんを使わず、刺激を減らすことが推奨されます。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。