病気の解説
足根管症候群
受診の目安
足根管症候群では、最も多くみられる症状は痛みです。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、整形外科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
足根管症候群は、足の内側の部分にある神経への圧迫が原因で痛みなどが生じる状態です。痛みは焼けつくような、またはピリピリする性質で、立つ・歩く・靴を履くと悪化し、安静時には軽くなることがあります。病気が進むと安静時にも痛むことがあります。
主な症状
最も多くみられる症状は痛みです。痛みは足首の周辺、ふつうは内側に感じ、つま先へ広がることがあります。歩くと痛みが強くなり、安静にすると軽くなることがあります。
検査と診断
診断
診断では、医師による足の診察が行われます。場合によって神経伝導検査やMRI検査が役立つことがあります。ティネル徴候と呼ばれる、足首の下の部分を軽くたたくとしびれや痛みが広がる反応がみられることがあります。神経伝導検査は、損傷の原因や程度を判断するのに役立つことがあります。
治療
治療
治療には、足を包み込む装具(靴の中に入れて神経への圧力を軽減する装具)や、ステロイド注射(グルココルチコイドなど)と麻酔薬の混合液を患部へ注射して痛みを和らげる方法があります。非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)を初期に使うこともあり、痛みの軽減につながる場合があります。痛みが他の治療で改善しない場合には、神経の圧迫を取り除く手術が検討されることがあります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。