病気の解説

前十字靱帯損傷

別名:前十字靭帯損傷

まず相談する診療科整形外科
関係する症状膝の痛み
この解説の項目5項目

受診の目安

前十字靱帯損傷では、膝の痛み、腫れ、こわばりがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、整形外科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

前十字靱帯損傷は、膝の靱帯が損傷することで起こります。特にスポーツや激しい運動中に膝をひねったり、衝撃を受けたりすることで発生することが多いです。損傷の程度によって、痛みや腫れの程度が異なります。

主な症状

前十字靱帯損傷の主な症状には、膝の痛み、腫れ、こわばりがあります。また、膝が不安定に感じたり、筋肉のけいれんが起こることもあります。損傷の程度によって、痛みの強さや腫れの持続時間が異なります。軽度の場合は数時間で腫れが引くこともありますが、中等度や重度の場合は痛みが強く、歩行が困難になることがあります。

検査と診断

診断

前十字靱帯損傷の診断は、医師による評価が基本です。膝の腫れや痛みが見られ、けがの状況があれば、医師は損傷を疑います。必要に応じて、X線検査で骨折の有無を確認したり、重度の損傷が疑われる場合にはMRI検査が行われることもあります。

治療

治療

前十字靱帯損傷の治療には、まず保護、安静、氷冷、圧迫、挙上(PRICE)が推奨されます。膝に大量の体液がたまっている場合は、医師がその液体を排出することもあります。軽度から中等度の損傷では、弾性圧迫包帯や膝関節固定具を使用し、理学療法を早期に開始することが重要です。重度の損傷の場合は、手術が必要になることがあります。

前十字靱帯損傷と関係する症状

症状のページでは、同じ症状が出るほかの病気や受診の目安も確認できます。

整形外科で扱うほかの病気

国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。