病気の解説
難治頻回部分発作重積型急性脳炎
緊急性の高い症状
発熱に加えて、意識がもうろうとする・けいれん・激しい頭痛や嘔吐・首が硬くて曲げられないなどがあるときは、ただちに救急(119)を要請してください。
当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。
受診の目安
難治頻回部分発作重積型急性脳炎が疑われる症状が強い・急に悪化する・長引くときは、早めに脳神経内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。
基本
概要
難治頻回部分発作重積型急性脳炎は、脳に炎症が起こる病気です。発熱や感染がきっかけとなり、体の免疫システムが過剰に反応することで発症します。
主な症状
この病気では、てんかん発作が続くことが多いです。急性期を過ぎても発作が続くことがありますが、薬でコントロールできる場合もあります。
原因
この病気の原因は完全にはわかっていませんが、免疫システムの過剰反応が脳の炎症を引き起こすことが関係していると考えられています。
検査と診断
検査
診断には、血液検査や脳脊髄液検査、MRI、脳波などが行われます。感染や自己免疫性脳炎を除外するための検査も必要です。
治療
治療
治療には、発作を止めるための抗てんかん薬や鎮静薬が使われます。また、免疫療法としてステロイドや免疫グロブリン、血漿交換が早期に行われます。反応が乏しい場合は、ケトン食療法も検討されます。
経過と生活
生活上の注意
回復の程度によっては、リハビリや支援を受けながら学校や職場に復帰することが可能です。記憶力や集中力に問題が残ることがあるため、医師や学校・職場と連携して環境を整えることが大切です。
経過・予後
同じような重い発作が再び起こることはまれですが、慢性的なてんかん発作が残ることがあります。薬を続けて飲み、発熱や睡眠不足を避けることが重要です。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。