病気の解説
顔面けいれん
受診の目安
顔面けいれんでは、特徴として、眼を強く閉じて開くとまぶたにけいれんが誘発されることや、口元を引き延ばす動作でまぶたにけいれんが出ることが挙げられます。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、脳神経内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
顔の片側で起こる顔面けいれんは、意志とは関係なくピクピクと動く症状です。初めは目の周りから始まり、徐々に口元へ広がることがあります。ひどくなると顔半分が引きつったり、目が開けにくくなることもあると説明があります。原因としては、顔面神経が脳幹から出るところにある血管が神経の付け根を圧迫することが挙げられています。病気自体は生命にかかわるものではありませんが、対人関係が気になることや、不快感、日常生活に支障が出ることがあります。
主な症状
特徴として、眼を強く閉じて開くとまぶたにけいれんが誘発されることや、口元を引き延ばす動作でまぶたにけいれんが出ることが挙げられます。これらは診断の手がかりになると説明されています。
リスク因子
本資料には、顔面けいれんの直接的な危険因子やリスク要因の詳細は記載されていません。診断と治療の項で、血管と神経の圧迫が原因となることが説明されています。
治療
治療
治療にはボツリヌス毒素の注射があります。顔の筋肉にごく少量を注射すると、筋肉の動きが弱くなりけいれんが起きにくくなる効果があります。注射は一回で3〜4か月程度効果が持続し、繰り返しの投与が必要です。投与量が多いと顔の動きが悪くなることもありますが、時間が経つと元に戻ると説明されています。
治療
手術療法として神経減圧術(微小血管減圧術)があります。けいれんしている側の耳の後ろに皮膚を切開し、頭蓋骨を開いて硬膜を露出させ、脳から出る顔面神経の付近で圧迫している血管を探して位置をずらします。治療の有効率は高いと報告されています。手術の合併症には聴力低下や顔面神経麻痺、のどの神経麻痺、飲み込みや声の変化などがあります。髄液漏れや感染、稀に重篤な合併症も起こり得ます。
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出典
参考: 日本脳神経外科学会(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。