病気の解説

メニエール病

別名:Ménière病、メニエル、メニエル氏病、メニエル症候群

まず相談する診療科耳鼻咽喉科
関係する症状めまい・ふらつき耳鳴り
この解説の項目6項目

受診の目安

メニエール病では、重度の回転性めまい、耳鳴り、そして片耳の難聴があります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、耳鼻咽喉科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

メニエール病は、主に回転性めまい、耳鳴り、そして片耳の難聴を特徴とする疾患です。これらの症状は突然発生し、日常生活に大きな影響を与えることがあります。特に回転性めまいは、周囲が回っているように感じる感覚で、通常は吐き気や嘔吐を伴います。発作は20分から12時間続くことが多く、時には24時間に及ぶこともあります。

主な症状

メニエール病の主な症状には、重度の回転性めまい、耳鳴り、そして片耳の難聴があります。回転性めまいは、何かに誘発されることなく突然起こり、発作の前や最中に耳に閉塞感や圧迫感を感じることがあります。また、音が異常に大きく聞こえたり、歪んで聞こえたりすることもあります。難聴は通常、発症した側の耳に影響し、特に低い音が聞き取りにくくなることがあります。

検査と診断

診断

メニエール病の診断は、聴覚検査やMRI検査を通じて行われます。特に回転性めまい、耳鳴り、難聴の症状が見られる場合、メニエール病が疑われます。医師は、患者の眼の動きを観察する特定の手技を用いて、症状を確認することもあります。

治療

治療

メニエール病の治療には、塩分やアルコール、カフェインの制限、利尿薬の服用が含まれます。これにより、発作の予防が期待できます。発作が起こった際には、メクリジンやロラゼパムなどの薬剤を使用してめまいを緩和することができます。また、嘔吐を軽減するためにプロクロルペラジンが用いられることもあります。

経過と生活

合併症

メニエール病の進行に伴い、発症した側の耳に中等度から高度の難聴が発生することがあります。残念ながら、難聴を防ぐ確実な方法は現在のところ存在しません。

メニエール病と関係する症状

症状のページでは、同じ症状が出るほかの病気や受診の目安も確認できます。

耳鼻咽喉科で扱うほかの病気

国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。