病気の解説
とこずれ(褥瘡(じょくそう))
別名:褥瘡
受診の目安
とこずれ(褥瘡(じょくそう))では、とこずれは、痛みやかゆみを伴うことが一般的ですが、感覚が鈍くなっている場合は、痛みを感じないこともあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、皮膚科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
とこずれ(褥瘡)は、長時間同じ姿勢でいることによって皮膚やその下の組織が損傷を受ける状態です。特に高齢者や寝たきりの方、車いすを使用している方に多く見られます。適切なケアが行われないと、症状が進行し、治療が難しくなることがあります。
主な症状
とこずれは、痛みやかゆみを伴うことが一般的ですが、感覚が鈍くなっている場合は、痛みを感じないこともあります。症状は、皮膚の色の変化や、皮膚の一部が失われるなど、重症度に応じて4つのステージに分類されます。
原因
とこずれの原因には、圧迫、牽引、摩擦、湿気があります。これらの要因が組み合わさることで、皮膚が損傷を受けやすくなります。
リスク因子
とこずれのリスク因子には、65歳以上の高齢者、運動不足、皮膚が刺激物に長時間さらされること、栄養不足、糖尿病や末梢動脈疾患などの病気、神経の損傷があります。特に、寝たきりや車いす生活の方に多く見られます。
検査と診断
診断
とこずれの診断は、医師による身体診察や、床ずれのステージ分類、栄養状態の評価を通じて行われます。必要に応じて血液検査やMRI検査が行われることもあります。
治療
治療
とこずれの治療は、圧迫を和らげ、傷を洗浄し、感染を管理することが重要です。また、十分な栄養を与えることも必要です。場合によっては手術が必要になることもあります。
経過と生活
合併症
とこずれの合併症として最もよく見られるのは細菌感染です。感染が起こると、痛みや発熱が生じることがあります。感染が進行すると、より深刻な状態になる可能性があります。
予防
とこずれの予防には、頻繁に体位を変えることが重要です。特に自分で動けない方は、定期的に体位を変える必要があります。また、皮膚の状態を観察し、初期の変化に気づくことも大切です。
経過・予後
とこずれの予後は、早期に適切な治療を受けることで良好ですが、治癒には数週間から数カ月かかることがあります。十分なケアが行われない場合、長期的な予後が不良になることがあります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。