病気の解説
ギャンブル依存症
別名:ギャンブル中毒、ギャンブル行動症、ギャンブル障害、病的賭博
受診の目安
ギャンブル依存症の症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、精神科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
ギャンブル依存症とは、パチンコやスロットなどの賭け事にのめり込み、やめられなくなる状態を指します。日常生活や社会生活に支障が生じることが定義として挙げられています。脳内の報酬系の働きが関係すると説明される資料もあります。
主な症状
ギャンブル依存症の診断には、いくつかの症状が基準として用いられます。重症・中等症・軽症は、該当する項目の数で分けられます。ほかの精神疾患を併せ持つことも多いとされ、併存する疾患として双極性障害やうつ状態、ADHDなどの可能性が指摘されています。薬の副作用として、ドーパミン作動薬の影響でギャンブル行動が出ることがあるとする報告もあります。
検査と診断
診断
診断のための検査として、SOGSという診断質問表や、日本で開発されたLOSTという自己診断ツールが挙げられています。LOSTは4項目で構成され、2項目以上該当すると危険度が高いとされています。診断時にはこれらのテストを患者さんに回答してもらい、医師の判断の参考とします。
治療
治療
治療は主に認知行動療法が用いられます。認知行動療法では、考え方や行動の偏りを見直し、ギャンブルをしたくなる場面での対処法を身につけていきます。可能であれば家族も一緒に行うことが望ましく、借金の問題の扱いも治療の中で重要なポイントとされます。
経過と生活
予防
治療の過程で、再発を防ぐための対処や家族との連携が強調されています。
精神科で扱うほかの病気
出典
参考: 済生会 症状別病気解説(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。