病気の解説
シックハウス症候群
別名:シックカー、シックカー症候群、シックハウス、シックビル
受診の目安
シックハウス症候群では、目の充血や涙、鼻の刺激感・鼻汁・鼻閉、喉の刺激、粘膜の乾燥、皮疹、疲れやすさ、頭痛、呼吸困難や喘鳴、めまい、吐き気や嘔吐などが挙げられます。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、一般内科・総合診療科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
シックハウス症候群(シックハウスしょうこうぐん)とは、建物の室内環境に関わる問題として、化学物質やダニ・カビ・ハウスダストなどに触れたり吸い込んだりすることで、皮膚や粘膜の刺激・頭痛・倦怠感などの多様な症状を引き起こす病気です。近年は高断熱・高密閉化が進んだ住宅で発生しやすいとされています。症状は室内にいると現れ、外に出ると改善することが多いとされています。学校など施設ではシックスクール症候群と呼ばれることもあります。
主な症状
主な症状として、目の充血や涙、鼻の刺激感・鼻汁・鼻閉、喉の刺激、粘膜の乾燥、皮疹、疲れやすさ、頭痛、呼吸困難や喘鳴、めまい、吐き気や嘔吐などが挙げられます。これらの症状は風通しの悪い室内で出やすく、屋外へ出ると改善することがあります。新築や改築したばかりの家で発症しやすいとされています。
検査と診断
診断
診断は、症状や発症のきっかけ、発生する場所などを詳しく問診して行います。他の病気との鑑別が必要で、自律神経失調症や更年期障害、心身症などとの区別を行います。化学物質過敏症とは別の病気として区別します。
治療
治療
治療には確立した方法はなく、対症療法が中心です。室内環境を改善することで症状の緩和が期待でき、こまめな換気を行うことが推奨されています。換気だけで改善しない場合は、建材の見直しや家具の入れ替えなど、室内環境を整える対策が必要になることがあります。
経過と生活
予防
予防の基本は、室内に汚染された空気をためないことです。換気を徹底し、建材や家具の見直しを行うほか、カビやダニの発生を抑えるための掃除・湿度・温度管理を心がけることが大切です。
一般内科・総合診療科で扱うほかの病気
国家試験での出題
医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。
出典
参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。