病気の解説

劇症1型糖尿病

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緊急性の高い症状

のどの渇きや尿の増加に加えて、吐き気・腹痛・速く深い呼吸・ひどいだるさなどがある場合は、ケトアシドーシスの可能性があります。次のようなときは、すぐに救急外来を受診するか、119番通報してください。

  • 吐いてしまい、食べ物や水分がとれない
  • 息が苦しい、呼吸がしにくい
  • 息が甘酸っぱい(果物のような)においがする
  • 上のような症状がいくつも重なっている

出典:CDC(米国疾病予防管理センター)Diabetic Ketoacidosis、NIDDK(米国国立糖尿病・消化器・腎疾患研究所)Symptoms & Causes of Diabetes

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

次のような症状が急に現れたときは、様子を見ずに早めに医療機関(内科・糖尿病内科など)を受診してください。

  • 強いのどの渇きがあり、水分をたくさん飲む
  • 尿の量や回数が急に増えた
  • 食べているのに体重が減る、ひどくだるい

1型糖尿病の症状は数日から数週間で急に出ることがあり、糖尿病と診断される前にケトアシドーシスという危険な状態で見つかることもあります。症状だけで病名は判断できません。すでに治療中の方は、インスリンを自己判断で中断しないでください。

出典:NIDDK(米国国立糖尿病・消化器・腎疾患研究所)Symptoms & Causes of Diabetes

基本

概要

糖尿病は血液中のブドウ糖の値が高くなる病気です。1型と2型の2つのタイプがあり、いずれも血糖を正常に近い状態に保つことを治療の目標とします。1型はインスリンの投与が必要になることが多く、2型の人でも薬の服用や生活習慣の改善で血糖を整えることがあります。

主な症状

1型糖尿病は急に始まることが多く、尿が多い、のどが渇く、腹痛、食欲があっても体重が減る、視界がぼやける、眠気や気分の悪さなどの症状が見られることがあります。糖尿病性ケトアシドーシスという危険な状態が起こる場合もあります。

原因

糖尿病にはインスリンの問題が関係しており、1型はインスリンを作る細胞が壊れてしまいます。2型は膵臓ではインスリンが作られても、体の細胞がインスリンに反応しにくくなります。

病態

血糖値をコントロールする仕組みがうまく働かないと、体の細胞へ血液が十分に届かず、さまざまな問題を引き起こすことがあります。

リスク因子

この資料には具体的なリスク要因の列挙はありません。糖尿病の一般的な説明と治療方針に関する情報を基にしています。

検査と診断

検査

血糖値をきちんと測ることが、治療の基本です。

治療

治療

治療の基本は血糖値を正常に近い状態に保つことです。適切な食事、運動、体重管理、薬の使用、定期的な血糖値のチェックなどが挙げられます。看護師の指導を受けることも勧められています。

使われる薬

1型糖尿病ではインスリンの投与が必要になる場合があります。2型糖尿病では薬の服用が必要になることがあり、場合によってはインスリンが必要になることもあります。

手術・処置

薬物治療と生活療法を組み合わせ、血糖値を管理します。

経過と生活

合併症

血糖値が長い間高い状態が続くと、心臓や脳、腎、目、足などに影響が出ることがあります。これらは血管がつまることで起こることがあります。

生活上の注意

食事は毎日ほぼ同じ時間・同じ量を心がけ、野菜や穀物、繊維の多い食品を多く取り、加工食品や糖分の多い飲食を控えることが推奨されています。運動や体重管理も重要です。

予防

治療と生活習慣の管理が重要とされています。

経過・予後

血糖値を適切に管理することで合併症の可能性を低くできるとされています。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
受診の目安の出典:NIDDK Symptoms & Causes of Diabetes / CDC Diabetic Ketoacidosis(2026-10-13 確認)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。