病気の解説
心内膜炎
緊急性の高い症状
胸の痛みや強い息苦しさがある、または症状が悪化するときは、すぐに119番で救急車を呼ぶか、ただちに医療機関を受診してください。
出典:MedlinePlus: Endocarditis、NHLBI: Heart Inflammation – Symptoms
当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。
受診の目安
心内膜炎(感染性心内膜炎)は、血液に入った細菌などが心臓の内側や弁に付いて起こる病気で、早めの治療が大切です。
- 発熱や寒気が続く、寝汗、関節・筋肉・背中の痛み、手のひらや足の裏の赤い斑点・痛みのある赤紫のしこりなどがあり、心内膜炎が心配なときは、すぐに医療機関(内科・循環器内科など)に相談してください。
- 特に、心臓弁の病気や人工弁、先天性の心臓病、ペースメーカーがある方、以前に心内膜炎になった方、免疫が弱っている方は、発熱が続くときに早めに受診し、持病を伝えてください。
症状だけで病名を判断することはできません。自己判断せず、医師の診察を受けてください。
出典:MedlinePlus: Endocarditis、NHLBI: Heart Inflammation – Symptoms
基本
概要
心内膜炎は感染性心内膜炎とも呼ばれ、心臓の室や弁の内側を覆う膜(心内膜)が炎症を起こす病気です。稀ではありますが、命に関わる場合もあるとされています。
原因
心内膜炎は主に血流に入り込んだ細菌が心臓へ運ばれて起こると説明されています。細菌が心臓内に付着したり弁に閉じ込められたりして増殖し、感染を引き起こします。
病態
多くは細菌感染によって発生します。通常は口の中や皮膚、体の他の部位に多くの細菌がいます。切り傷や擦り傷などの怪我、歯科治療や手術などが原因で血流に細菌が入ることがあるとされています。
リスク因子
真菌性の心内膜炎が起こることもあり、免疫機能が低下している人(例として免疫が弱っている人)で起こりやすいとされています。
経過と生活
経過・予後
心内膜炎は一般的に稀な病気ですが、健康な方の免疫系は通常、血流中の細菌を早く処理するため、重症化を防ぐとされています。
循環器内科で扱うほかの病気
国家試験での出題
医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。
出典
参考: Endocarditis(英語の信頼できる医療情報源を、意味を変えない検証済みの翻訳で再構成)
受診の目安の出典:MedlinePlus: Endocarditis / NHLBI: Heart Inflammation – Symptoms(2026-10-13 確認)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。