病気の解説
急性上腸間膜動脈閉塞症
受診の目安
急性上腸間膜動脈閉塞症の受診の目安は、内容を見直しているため、現在は表示を控えています。
気になる症状があるときは、自己判断せずに医療機関に相談してください。急に具合が悪くなったときや、命に関わると感じたときは、ためらわずに119番に連絡してください。
基本
概要
急性上腸間膜動脈閉塞症は、小腸や大腸につながる血管の一つである上腸間膜動脈が閉塞してしまう病気です。血の塊などが原因で突然血流が途切れ、腸管へ十分な血液が届かなくなると、腸管の細胞が壊死するおそれがあります。初期には激しい腹痛が現れ、進行すると嘔吐や血便などが生じ、全身の状態が悪化して死に至ることもあります。緊急の治療介入が必要な病態です。
主な症状
突然の激しい腹痛が特徴です。血流障害が長引くと、腹痛以外に嘔吐や出血などの症状が加わることがあります。病状が進むとショックや顔色が悪くなる、呼吸が乱れるといった全身症状が現れることがあります。病気の進行は非常に早く、数時間で悪化することがあります。
病態
急性上腸間膜動脈閉塞症では、上腸間膜動脈が閉塞することで腸管へ血液が十分に届かなくなり、腸管の細胞が壊死することがあります。これにより腹痛や全身状態の悪化が生じます。
検査と診断
検査
診断には、血管が詰まって血流が滞っている状態を確かめる検査を行います。CT検査(造影剤を用いる)や血管造影などの画像検査で閉塞の程度や腸管の壊死を評価します。血液検査では、腸管の細胞死が進むと放出されるLDHの増加や、血液の酸性化が進むアシドーシスが分かることがあります。原因疾患を評価するため、心房細動の有無を調べることもあります。
治療
治療
診断後はすぐに治療を行います。治療法には手術や血管内治療などがあり、閉塞した血管を解放します。腸管の一部が機能を失うことがあり、必要に応じて消化管の一部を切除することがあります。広範囲の腸管を切除した場合には短腸症候群が生じることがあり、治療後の食事や点滴などのケアが重要になります。病気は心房細動や動脈硬化を基盤とすることがあるため、それらの治療も発症予防につながると考えられています。
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出典
参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。