病気の解説
慢性リンパ性白血病
別名:小リンパ球性リンパ腫
受診の目安
慢性リンパ性白血病は自覚症状が乏しく、血液検査や健康診断で気づかれることが多い病気です。検査の異常を指摘された・数値が気になるとき、体調の変化が続くときは、血液内科に相談してください。すでに治療中の方は自己判断で中断しないでください。
基本
概要
慢性リンパ性白血病(CLL)は、リンパ球という白血球の一種が異常に増える病気です。初期の段階では症状がないことが多く、血液検査で偶然に発見されることがあります。病気が進行すると、リンパ節の腫れや疲労感、食欲不振、体重減少、寝汗、運動時の息切れなどの症状が現れることがあります。
主な症状
慢性リンパ性白血病が進行すると、以下のような症状が現れることがあります。リンパ節の腫れ、疲労感、食欲不振、体重減少、寝汗、運動時の息切れ、脾臓の腫れによる腹部の膨満感などです。また、病気の進行に伴い、顔色が青白くなったり、あざができやすくなることもあります。
検査と診断
診断
慢性リンパ性白血病の診断は、血液検査によって行われます。血液中のリンパ球が多いことが確認され、特殊な血液検査で異常なリンパ球の特徴を調べることがあります。赤血球や血小板の数が減少していることも確認されることがあります。
治療
治療
慢性リンパ性白血病の治療には、化学療法や免疫療法が用いられます。病気の進行が緩やかであるため、多くの患者は何年間も治療を必要としないことがあります。治療は、リンパ球の数が増加し、症状が現れた場合や、リンパ節や脾臓が腫れている場合に開始されます。
使われる薬
慢性リンパ性白血病の治療には、化学療法や免疫療法が使われます。これらの治療は、症状を和らげたり、腫れたリンパ節や脾臓を小さくするのに役立ちますが、病気を完全に治すわけではありません。治療により病気を数年間抑えることができ、再発時には同じ治療が行われることがあります。
経過と生活
経過・予後
慢性リンパ性白血病は通常、ゆっくりと進行します。多くの患者は、診断後10~20年以上生存することがあります。初期の段階では治療を必要としないことが多いですが、赤血球や血小板の数が減少している場合には、早期の治療が必要です。病気が進行すると、正常な細胞の産生が減少し、感染症や出血のリスクが高まります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。