病気の解説
慢性腎炎症候群
受診の目安
慢性腎炎症候群では、血尿とたんぱく尿です。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、腎臓内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
IgA腎症は、血尿やたんぱく尿などの症状が現れる慢性糸球体腎炎の一種です。日本では小児・成人ともに最も頻度の高い慢性糸球体腎炎で、一般健診の尿検査がきっかけで発見されることが多いです。発症初期には自覚症状が少ないことが多く、放置すると長い年月を経て透析が必要な腎不全へ至ることもあります。近年は早期の適切な治療により臨床的寛解を目指せるケースが増えています。
主な症状
主な症状は血尿とたんぱく尿です。糸球体の炎症により血球やタンパク粒子が尿に混ざることがあります。初期には血尿のみでたんぱく尿がみられないこともあり、顕微鏡で血尿が確認されることがあります。発症初期は自覚症状が少ないことが多く、上気道の感染の後に赤茶色の尿が一時的に出ることがあります。大量のたんぱく尿がある場合には浮腫がみられることもありますが、IgA腎症では比較的まれです。腎機能は初期には正常なことが多いです。
検査と診断
診断
診断の第一歩として早朝尿や随時尿での尿検査を行い、尿中の赤血球やたんぱくの有無を調べます。尿中たんぱくとクレアチニンの比で1日のたんぱくの排泄量を推定します。異常があれば血液検査も行います。24時間蓄尿検査が可能なら、より正確な情報が得られます。血液検査では腎機能の状態やIgAの程度を確認しますが、IgAの上昇だけでは診断できず、腎生検による腎組織の評価が必要です。IgA腎症を含む慢性糸球体腎炎の確定診断は腎生検で行います。
治療
治療
治療方針は成人と小児で異なりますが、第一の目標はたんぱく尿の陰性化です。たんぱく尿が残ると腎障害が進むためです。血尿の残存は一定程度許容されることがありますが、陰性化が望ましいとされています。
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出典
参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。