病気の解説
日本脳炎
別名:東海脳炎、東脳炎
緊急性の高い症状
発熱に加えて、意識がもうろうとする・けいれん・激しい頭痛や嘔吐・首が硬くて曲げられないなどがあるときは、ただちに救急(119)を要請してください。
当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。
受診の目安
日本脳炎では、初めは高熱、頭痛、嘔吐、めまいなどが見られ、その後、項部硬直や意識障害、筋強直、不随意運動、麻痺、昏睡といった重篤な症状が続くことがあります。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに脳神経内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。
基本
概要
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスによって引き起こされる感染症です。このウイルスは主に蚊に刺されることで感染します。感染すると、高熱や頭痛、嘔吐などの症状が現れ、重症化すると痙攣や麻痺といった神経障害が起こることがあります。最悪の場合、死亡することもあります。
主な症状
日本脳炎の症状は、感染後6日から16日(通常は7日から10日)の潜伏期間を経て現れます。初めは高熱、頭痛、嘔吐、めまいなどが見られ、その後、項部硬直や意識障害、筋強直、不随意運動、麻痺、昏睡といった重篤な症状が続くことがあります。
原因
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスというウイルスが原因で発症します。このウイルスはフラビウイルス科に属し、主に蚊を媒介として感染が広がります。特にコガタアカイエカやオーストラリアイエカといった蚊がウイルスを保有しています。ヒトからヒトへの感染はありません。
検査と診断
検査
日本脳炎の診断には、血液や髄液の検体を用いてウイルスを分離・同定したり、ウイルスの遺伝子を検出する方法が用いられます。また、血清学的検査も行われることがあります。これらの検査によって、感染の有無を確認します。
治療
治療
日本脳炎に対する特効薬はありませんが、症状に応じた支持療法が行われます。重症化した場合には、入院しての治療が必要になることがあります。また、予防として日本脳炎ワクチンが有効であり、定期接種が推奨されています。蚊に刺されないようにすることも重要です。
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出典
参考: JIHS(旧NIID)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。