病気の解説
横紋筋肉腫
別名:葡萄状妊娠
受診の目安
横紋筋肉腫では、初期には硬いしこりが現れることがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、小児科を受診してください。
基本
概要
横紋筋肉腫は、体の中のいろいろな臓器や組織にできるがんです。発症部位や病期、転移の有無などで治療や経過が異なります。
主な症状
初期には硬いしこりが現れることがあります。がんが侵した臓器に関連して目の痛みや涙、目の前へ出る感じ、鼻づまりや声の変化、鼻水に粘液や膿が混じること、腹部の痛みやしこり、排尿困難や血尿、腟から粘液や血液が出ること、四肢のしこりなどが見られることがあります。多くは転移しても、転移の症状がすぐには現れないことがあります。転移先として肺・骨・リンパ節が挙げられます。
検査と診断
診断
診断にはCT検査やMRI検査を用い、しこりの組織を取り出して調べる生検が行われます。しこりを全体的に取り除く手術をすることもあります。転移の有無を調べるため胸部CT、骨シンチグラフィー、PET-CTなどの検査が行われ、骨髄の検査も行われることがあります。
治療
治療
治療は化学療法と手術を基本とし、必要に応じて放射線療法を併用します。すべての患者さんが化学療法を受けます。よく使われる薬にはビンクリスチン、アクチノマイシンD、シクロホスファミド、ドキソルビシン、イホスファミド、エトポシドなどがあります。手術でがんをできるだけ取り除くことを目指します。手術後に残存がある場合やリスクが中~高の場合には放射線療法が行われることがあります。
経過と生活
経過・予後
予後は、がんの部位や切除できるがんの量、転移の有無、年齢、顕微鏡的ながん細胞の様子などで左右されます。1歳未満や10歳以上は予後が不良になりやすいとされ、低リスク・中リスク・高リスクに分類されます。低リスクとみなされる場合には生存する児が多くなりますが、高リスクとされる場合には生存する児が少なくなります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。