病気の解説

橋本病

別名:慢性甲状腺炎

まず相談する診療科内分泌・代謝内科
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受診の目安

橋本病では、甲状腺が腫れ、硬く感じることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、内分泌・代謝内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

橋本病は、甲状腺が腫れて硬くなることがあり、首が膨らんだように感じることがあります。初期は痛みが少なく、甲状腺の活動が不十分になると疲れや寒さに敏感になるなど、甲状腺機能低下症の症状が現れることがあります。甲状腺機能が過剰になる場合には、初期に動悸や神経過敏、暑さに対する耐性の変化がみられることもあります。

主な症状

甲状腺が腫れ、硬く感じることがあります。腫大した甲状腺は触診で分かることがあり、こぶのように感じられる場合もあります。甲状腺機能が低下すると疲労感や寒さに対する耐性の低下などの症状がみられるほか、甲状腺機能が亢進している場合には動悸や神経過敏、暑さ耐性の変化が出ることがあります。

検査と診断

診断

診断では、甲状腺機能検査としてTSHとT4の血中濃度を測定します。必要に応じてT3も測定します。抗体検査や甲状腺の超音波検査を行うことがあります。医師は首を触って甲状腺の状態を診察します。

治療

治療

甲状腺機能低下症の症状があり、TSHの血中濃度が上昇している場合には、甲状腺ホルモンの補充療法が行われることがあります。多くの人はこの治療を長期間続ける必要があるとされ、甲状腺ホルモンは腫大した甲状腺を小さくすることにも役立つことがあります。ヨウ素の過剰摂取は控えるべきで、天然由来のヨウ素を多く含む食品やサプリメントには注意が必要です。ヨウ素添加塩やヨウ素強化パンなどは比較的含有量が少ないため摂取できます。

経過と生活

予防

ヨウ素の過剰摂取を避けることが推奨されます。ヨウ素を多く含む昆布のサプリメントや海藻そのものを過度に摂取しないようにします。

経過・予後

治療の多くは長期にわたり続く場合があるとされています。甲状腺ホルモン補充療法を続けることが一般的です。

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国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。