病気の解説

無月経

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受診の目安

無月経では、月経がないこと以外にも、思春期の進み方の遅さや男性的な特徴の出現、視覚障害・嗅覚障害、乳頭からの分泌、著しい体重変化などの徴候に注意します。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、産婦人科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

無月経とは、妊娠中でも授乳中でもない女性で月経が起きない状態を指します。原因は内分泌疾患、先天異常、遺伝性疾患、薬剤、違法薬物などさまざまです。最も一般的な理由は、視床下部・下垂体・卵巣など内分泌系の機能障害による排卵障害や、子宮・腟・子宮頸部に影響がある病態です。原発性か続発性かによっても原因が異なります。

主な症状

無月経の判断には、月経がないこと以外にも、思春期の進み方の遅さや男性的な特徴の出現、視覚障害・嗅覚障害、乳頭からの分泌、著しい体重変化などの徴候に注意します。これらの徴候は天候や体調の変化と関係なく現れることがあります。

原因

無月経の原因として、内分泌疾患(甲状腺の機能異常、下垂体の病気など)、子宮や腟の構造的問題、遺伝性や先天異常、薬剤の影響などが挙げられます。詳しい例としては、内分泌疾患による排卵障害や、子宮に瘢痕がある場合、子宮頸管狭窄、腟から経血が排出されにくい先天異常などが説明されています。原発性と続発性で分かれ、原因は異なることがあります。

検査と診断

検査

検査として、妊娠検査やホルモンを測定する血液検査、生殖器系の画像検査・侵襲的検査、または月経を誘発させる薬の投与を行うことがあります。原発性無月経で正常な第二次性徴がある場合は、血液検査・身体診察・超音波検査から始め、先天異常の有無を調べます。必要に応じてMRIを行うこともあります。頭痛や視覚障害があれば脳のMRIを検査する場合もあります。

治療

治療

特定の病気が原因で無月経が生じている場合には、その病気の治療が優先され、治療によって月経が再開することがあります。思春期の進行が正常で無月経が続く児には、一定期間ごとに診察を受け、必要に応じてプロゲスチンやエストロゲンを投与して月経を開始させ、第二次性徴の発育を促すことがあります。排卵を促す薬剤の投与が必要になる場合もあります。エストロゲンの欠乏に伴う長期的な影響を想定した治療としてホルモン補充療法が検討されることがあります。

経過と生活

経過・予後

治療は原因次第であり、個々の状況によって異なります。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。