病気の解説
短腸症
受診の目安
短腸症では、下痢や体重減少などの症状のほか、ビタミンやミネラルの不足が進むと、貧血やあざができやすくなる、手足がしびれるといった症状が現れることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、小児科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
短腸症候群とは、小腸の大部分を切り取られた後に起こる病気です。小腸の長さが十分でなくなると、体は必要な栄養をうまく吸収できず、体重が減って栄養不良になることがあります。おならが増えて下痢が起こりやすくなることもあります。食事を調整したり、薬で下痢を軽くすることがあります。小腸がとても短い人には静脈から栄養を入れる治療が必要になることがあります。
主な症状
下痢や体重減少などの症状のほか、ビタミンやミネラルの不足が進むと、貧血やあざができやすくなる、手足がしびれるといった症状が現れることがあります。
原因
小腸の大部分を手術などで切り取った後に起こることが多いです。原因としては、クローン病や腸間膜虚血、放射線治療による腸の損傷、腸捻転、先天異常などが挙げられます。
病態
小腸の長さが十分でなくなると、栄養の吸収が不十分になります。これにより体重減少や栄養不良が生じ、ビタミンやミネラルの不足が進むことがあります。
治療
治療
下痢を軽くする薬や、1回の食事量を減らして回数を増やす食事、タンパク質と脂肪を増やし炭水化物を減らす食事などを行うことがあります。ビタミン・カルシウム・マグネシウムなどの栄養サプリメントをとることがあります。胃酸過多がある場合は胃酸を抑える薬を使うことがあります。これらの治療を続けても耐えられない場合には、静脈から栄養を入れる治療(完全静脈栄養)を選択したり、腸を移植・再建する場合があります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。