病気の解説
膵臓がん
別名:膵臓癌
受診の目安
膵臓がんでは、黄疸が挙げられます。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに消化器内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。
基本
概要
膵臓がんは、膵臓にできるがんで、早期には症状がほとんど現れません。そのため、診断がついた時点では多くの場合、すでに他の部位に転移しています。膵臓がんは、特に上腹部に重い痛みを引き起こすことがあり、背中にも痛みを感じることがあります。体を前屈させたり、胎児のような姿勢をとることで痛みが和らぐことがあります。また、体重減少もよく見られます。
主な症状
膵臓がんの初期症状としては、黄疸が挙げられます。これは、胆汁の流れが妨げられることで皮膚や白眼が黄色くなる状態です。黄疸は全身のかゆみを伴うこともあります。また、がんが進行すると、上腹部の重度の痛みや背中の痛み、体重減少が見られることがあります。さらに、嘔吐や脾臓の腫れ(脾腫)などの症状も現れることがあります。
検査と診断
診断
膵臓がんの診断には、CT検査やMRI検査、超音波内視鏡検査が用いられます。これらの検査を通じて、腫瘍の位置を確認し、必要に応じて組織サンプルを採取して顕微鏡で調べます。しかし、膵臓がんは早期に症状が現れないため、診断が難しいことがあります。場合によっては、手術を行って膵臓を直接評価することもあります。
治療
治療
膵臓がんの治療には、手術、化学療法、放射線療法が含まれます。手術は、がんが広がっていない場合にのみ行われ、膵臓や十二指腸の一部を切除します。手術前に化学療法を行うこともあります。また、胆汁の流れが妨げられている場合は、ステントを留置することで流れを改善することがあります。痛みの管理には、アスピリンやモルヒネなどの鎮痛薬が使用されます。
経過と生活
経過・予後
膵臓がんは、発見される前に他の部位に転移していることが多く、予後は非常に悪いとされています。膵臓がん患者の診断後の5年生存率は2%未満とされています。
膵臓がんと関係する症状
症状のページでは、同じ症状が出るほかの病気や受診の目安も確認できます。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。