病気の解説
薬剤耐性アシネトバクター感染症
受診の目安
薬剤耐性アシネトバクター感染症では、主に院内で発生する感染症で、カテーテル関連血流感染や人工呼吸器関連肺炎などが一般的です。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、感染症内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
薬剤耐性アシネトバクター感染症は、主に院内で発生する感染症で、カテーテル関連血流感染や人工呼吸器関連肺炎などが一般的です。特に、アシネトバクター属の中でもAcinetobacter baumanniiが重要な病原体として知られています。日本では、重症肺炎が市中で発生することは稀ですが、東南アジアやオーストラリア北部では致命率が高い感染症として注目されています。
原因
アシネトバクター感染症の原因となるのは、アシネトバクター属の細菌です。特に、Acinetobacter baumanniiが臨床的に重要視されています。これらの細菌は、抗菌薬に対して耐性を示すことが多く、特にカルバペネム系薬に対して耐性を持つ株も存在します。
治療
治療
薬剤耐性アシネトバクター感染症の治療には、カルバペネム系薬が第一選択とされていますが、耐性株が増えているため、他の治療選択肢も考慮されます。スルバクタムやミノサイクリン、コリスチン、チゲサイクリンなどが使用されることがあります。特にコリスチンは、再び使用されるようになった抗菌薬ですが、副作用のリスクもあるため注意が必要です。また、併用療法が選ばれることもありますが、その効果についてはまだ不明な点が多いです。
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出典
参考: 薬剤耐性アシネトバクター感染症の治療|国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。