病気の解説

進行性核上性麻痺

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受診の目安

進行性核上性麻痺の症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、脳神経内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

進行性核上性麻痺は、通常60歳以降に始まる神経の病気ですが、早い場合は40歳頃から症状が現れることもあります。この病気は、体の動きや視線の制御に影響を与え、進行すると日常生活に大きな支障をきたします。

主な症状

進行性核上性麻痺の初期症状には、首を曲げずに下を見ることが難しくなることや、階段の上り下りが困難になることがあります。また、体幹が硬くなり、歩行が不安定になり、転倒のリスクが高まります。病気が進行するにつれて、意図的に目を動かすことが難しくなり、最終的には左右を見ることも困難になります。さらに、筋肉の硬直や動作の遅れ、話すことや飲み込むことの困難も見られます。

検査と診断

診断

進行性核上性麻痺の診断は、医師の評価と症状に基づいて行われます。特に、眼を意図的に動かすことが難しいかどうかが重要なポイントです。診断を確定するために、MRI検査が行われることもあります。この検査では、脳幹の上部が正常よりも小さくなっていることが確認されることがあります。

治療

治療

進行性核上性麻痺には根治的な治療法はありませんが、時にはパーキンソン病の治療薬が一時的に症状を緩和することがあります。ただし、その効果はパーキンソン病に比べて低いです。理学療法や作業療法を通じて、関節を柔軟に保ち、機能を改善するための運動を学ぶことができます。また、転倒のリスクを減らすための対策も提案されます。

脳神経内科で扱うほかの病気

国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。