病気の解説

非機能性下垂体腺腫

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受診の目安

非機能性下垂体腺腫では、非機能性下垂体腺腫が大きくなると、視交叉(視神経)を圧迫し、視力や視野に障害が出ることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、内分泌・代謝内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

非機能性下垂体腺腫は、脳下垂体前葉にできる腺腫の一種で、特定のホルモンを分泌せず、通常は自覚症状がありません。この腫瘍は下垂体腫瘍の中で30-35%を占めており、実際には多くの場合、ゴナドトロピンというホルモンを産生していますが、血中濃度が上昇して症状を示すことはまれです。腫瘍が大きくなると、視力や視野に影響を及ぼすことがあります。

主な症状

非機能性下垂体腺腫が大きくなると、視交叉(視神経)を圧迫し、視力や視野に障害が出ることがあります。特に、両側の外側が見えにくくなる「両耳側半盲」がよく見られます。また、頭痛も一般的な症状です。突然のひどい頭痛が生じた場合は、腫瘍内で出血や梗塞が起こっている可能性があるため、すぐに医療機関を受診することが重要です。

原因

非機能性下垂体腺腫の原因は、もともとは一つの細胞が異常に増殖することによって発生しますが、具体的な原因はまだわかっていません。また、まれな原因を除いて遺伝することはないとされています。

検査と診断

検査

非機能性下垂体腺腫の診断には、MRI検査が用いられます。特に、脳ドックなどで偶然に見つかることもあります。腫瘍の大きさや症状に応じて、定期的に経過観察が行われます。通常、6~12ヶ月ごとにMRIで腫瘍の大きさを確認し、必要に応じて治療方針が決定されます。

治療

治療

視力や視野に障害があり、腫瘍が進行している場合には手術が必要です。手術は経蝶形骨洞的下垂体腫瘍摘出術が行われ、視力や視野の改善が期待されます。ただし、手術後には下垂体機能低下症や尿崩症を合併することがあるため、ホルモン補充療法が重要です。また、腫瘍が浸潤性であったり、悪性の場合には放射線療法や化学療法が考慮されることもあります。

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出典

参考: 非機能性下垂体腺腫|一般の皆様へ|日本内分泌学会(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。