病気の解説
馬尾症候群
受診の目安
馬尾症候群では、激しい腰痛や、殿部や陰部、膀胱、直腸の感覚がなくなることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、脳神経内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
馬尾症候群は、脊髄の下部にある馬尾と呼ばれる神経の束が圧迫されることで起こる症状の集まりです。この状態は、さまざまな原因によって引き起こされることがあります。
主な症状
馬尾症候群の主な症状には、激しい腰痛や、殿部や陰部、膀胱、直腸の感覚がなくなることがあります。この感覚の喪失は、サドル型感覚脱失と呼ばれ、自転車のサドルに触れる部分に関連しています。また、下腿の感覚や筋肉の制御が損なわれることもあります。その他の症状としては、性的な反応の低下や、尿や便の失禁、歩行の問題などがあります。治療を行わない場合、両脚に完全な麻痺が生じることがあります。
検査と診断
診断
馬尾症候群の診断は、医師による評価と画像検査に基づいて行われます。医師は症状や身体診察の結果をもとに、馬尾症候群の可能性を考えます。疑われる場合は、MRI検査が行われ、MRIができない場合は脊髄造影CT検査が行われます。これらの検査によって診断が確定されることが一般的です。
治療
治療
馬尾症候群の治療には緊急の医学的処置が必要です。医師は、馬尾症候群を引き起こしている原因の治療に重点を置きます。例えば、椎間板ヘルニアによる圧迫がある場合は、手術が行われることがあります。また、痛みを軽減するために、非ステロイド系抗炎症薬や鎮痛薬が使用されることがあります。痛みが軽減されない場合は、コルチコステロイドの投与が考慮されることもあります。治療の迅速さが回復の程度に影響を与えることがあります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。