病気の解説
高安動脈炎
別名:大動脈炎症候群、脈なし病、高安病
受診の目安
高安動脈炎では、腕や脚の痛みや疲れ、頭のめまいや頭痛、心臓への血流が減ることによる狭心症や心臓発作、腎臓の機能障害、肺の血圧が高くなることによる息切れなどがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、整形外科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
高安動脈炎は、慢性的な病気で、症状の重さが変わることがあります。初めは発熱や筋肉・関節の痛み、食欲不振、体重減少、寝汗などが見られることがありますが、通常は動脈が狭くなり、血流が減少することでさまざまな症状が現れます。
主な症状
高安動脈炎の症状には、腕や脚の痛みや疲れ、頭のめまいや頭痛、心臓への血流が減ることによる狭心症や心臓発作、腎臓の機能障害、肺の血圧が高くなることによる息切れなどがあります。特に、腕や脚を動かしたり長時間使ったりすると痛みが出やすく、歩行時にはふくらはぎに痛みを感じることがあります。
検査と診断
診断
高安動脈炎の診断は、医師による評価や画像検査を通じて行われます。特に若い女性に多く見られるため、血圧の測定や身体診察が重要です。血圧が低い腕や脚では動脈が狭くなっている可能性があり、血液検査や尿検査で炎症の有無を確認します。最終的には、MRアンギオグラフィーやCT検査などの画像検査で血管の状態を評価します。
治療
治療
高安動脈炎の治療には、コルチコステロイドや免疫抑制薬が用いられます。これらの薬は炎症を軽減する効果がありますが、長期間の使用には注意が必要です。また、高血圧の管理も重要で、合併症を防ぐために適切な治療が行われます。
経過と生活
経過・予後
高安動脈炎の予後は患者によって異なります。約20%の人は一度の発作で終わりますが、他の患者では症状が消えたり再発したりしながら進行することがあります。病気が悪化したり合併症がある場合、予後は不良とされています。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。