病気の解説

高血圧性脳症

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緊急性の高い症状

血圧が上180以上または下120以上で、次のような症状があるときは、下がるのを待たずに119番に連絡してください。

  • 突然の激しい頭痛
  • 急に見え方がおかしくなった
  • 話しにくい、言葉が出ない
  • 手足のしびれや力が入らない
  • 息苦しさ、胸・背中・おなかの突然の激しい痛み

出典:NHLBI: High Blood Pressure – Symptoms、MedlinePlus: High Blood Pressure (NIH/NLM)

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

高血圧性脳症は、血圧が急に大きく上がることで脳の働きに異常が出る状態です。血圧を測って上が180以上または下が120以上のときは、5分ほど安静にして測り直してください。測り直しても高く、症状がないときは、早めにかかりつけ医(内科・循環器内科など)に連絡してください。

  • 血圧の薬を飲んでいる方は、自己判断で中断せず、主治医に相談してください。

症状だけでこの病気かどうかを判断することはできません。気になる症状があれば医療機関で診察を受けてください。

出典:NHLBI: High Blood Pressure – Symptoms、MedlinePlus: High Blood Pressure (NIH/NLM)

基本

概要

高血圧は、血液を全身へ送るときの血管内の圧力が高くなる状態です。長い時間続くと、心臓や腎臓、脳などの臓器に負担がかかり、心臓発作や脳卒中、腎障害などの機会が増える可能性があります。症状が出にくいことが多く、診察や測定で血圧を確認します。高血圧は「原発性」の場合が多く、原因がはっきりしないこともあります。45歳以上の方や、肥満・運動不足・喫煙・塩分の取りすぎなどがある人で見られやすいとされています。

主な症状

高血圧自体は多くの場合自覚症状がありません。頭痛や鼻血、めまいと感じることがあっても、それらは血圧が高いときだけとは限らず、別の原因でも起こります。心臓発作や脳卒中などの合併症が起きると、胸の痛み・息切れ・頭痛・話しづらさ・視界のかすみ・体の片側の筋力低下などの症状がみられることがあります。

検査と診断

検査

医師は血圧を3回以上測ることがあり、診察室ではリラックスして正確な値をとるよう配慮されます。家でも血圧を測るよう指示されることがあります。血圧が高い原因を探すために、診察・視診・心電図・血液検査・尿検査などを行うことがあります。

治療

治療

高血圧は多くの場合“治す”ことは難しいですが、生活習慣の見直しや薬の服用で血圧をコントロールすることができます。治療を始めたら定期的に測定して適切な水準を保つことが大切です。自宅での血圧記録を次の診察へ持参するよう指示されることがあります。薬を追加したり、量や種類を変えたりすることが必要になる場合もあります。

使われる薬

医師は血圧を下げる薬を処方することが多いです。薬の種類や適切な量の組み合わせを決めるには時間がかかることがあります。多くの人は生きている限り薬を飲み続けることがあり得ます。血圧が低く保たれているかを確認することが重要です。体調が悪くなった場合は医師に相談してください。薬の飲み方や調整は医師の判断で行われます。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
受診の目安の出典:NHLBI: High Blood Pressure – Symptoms / MedlinePlus: High Blood Pressure (NIH/NLM)(2026-10-13 確認)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。