自然流産を連続()回以上繰り返した状態を習慣流産という。()に当てはまるのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第113回看護師国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
習慣流産とは、妊娠20週未満での自然流産を3回以上連続して繰り返す状態を指します。流産が2回続いた場合は「反復流産」と呼び、不育症の検査や治療の対象となることがありますが、習慣流産とは区別されます。この定義は看護師として知っておくべき基本的な知識です。
選択肢ごとの解説
- 1. 「習慣流産」の定義は、連続する自然流産が3回以上の場合とされています。正しくは:正しい回数は3回以上です。選びやすい理由:連続して2回流産を経験すると、不育症の検査が検討されることが多いため、それを「習慣流産」と誤解しやすいです。混同注意:不育症の検査開始基準(2回以上の流産)と、習慣流産の診断基準(3回以上の流産)を混同しやすいです。
- 2. 正解。習慣流産は、妊娠20週未満での自然流産を3回以上連続して繰り返した場合に診断されます。これは世界保健機関(WHO)や日本産科婦人科学会などの定義に基づいています。
- 3. 4回以上連続して流産が起こる場合も習慣流産に該当しますが、定義としては「3回以上」とされています。正しくは:定義は「3回以上」です。選びやすい理由:「習慣」という言葉から、かなり多くの回数を連想し、より大きな数字を選んでしまう可能性があります。混同注意:習慣流産の定義の厳密な回数を覚えていない場合、漠然と「何回も」というイメージから、選択肢の中で最も多い、あるいは多い方の回数を選んでしまうことがあります。
- 4. 5回以上連続して流産が起こる場合も習慣流産に該当しますが、定義としては「3回以上」とされています。正しくは:定義は「3回以上」です。選びやすい理由:「習慣」という言葉から、かなり多くの回数を連想し、より大きな数字を選んでしまう可能性があります。混同注意:習慣流産の定義の厳密な回数を覚えていない場合、漠然と「何回も」というイメージから、選択肢の中で最も多い、あるいは多い方の回数を選んでしまうことがあります。
国試ポイント
看護師国家試験では、妊娠・出産に関する基本的な医学用語や定義が頻繁に出題されます。特に、特定の病態の診断基準となる回数や期間に関する知識は、正確に覚えておく必要があります。この問題は、習慣流産の明確な定義を問う知識問題であり、不育症との関連で問われることもあります。
混同注意
「反復流産(2回以上の流産)」と「習慣流産(3回以上の流産)」の定義を混同しやすいです。反復流産は不育症のスクリーニングや治療開始の目安となる回数であり、習慣流産はその中でも特に繰り返しの頻度が高い状態を指す診断名であることを区別する必要があります。
次に同じ論点が出たら
今後同様の論点が問われる場合、習慣流産の具体的な原因や、それぞれの原因に応じた治療法、または不育症の検査内容について、より詳細な知識が問われる可能性があります。また、患者や家族への精神的ケアや支援の重要性についても出題されるかもしれません。
関連知識
習慣流産の原因には、夫婦どちらかの染色体異常、子宮の形態異常、内分泌異常(糖尿病、甲状腺機能異常、黄体機能不全など)、血液凝固能異常(抗リン脂質抗体症候群など)、免疫学的因子など多岐にわたります。原因検索のためには、様々な検査が行われます。治療は原因に応じて異なります。