特発性側弯症の早期発見を目的とした学校健康診断で行われる検査はどれか。
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正解は4番
解説
特発性側弯症は思春期の女子に好発し、早期発見が極めて重要である。学校健康診断では、背部の変形や左右の非対称性を視診および触診、あるいはモアレ法や光学的表面形状測定法などのトポグラフィー検査を用いてスクリーニングを行う。モアレ検査法は、体表に等高線状の縞模様を投影することで、背部の隆起や胸郭の歪みを視覚的に捉え、側弯の早期発見に大きく寄与する。
選択肢ごとの解説
- 1. 色覚検査は色覚の多様性を調べるための検査であり、側弯症のスクリーニングではない。
- 2. ツベルクリン反応検査は結核感染の有無を調べる検査であり、側弯症のスクリーニングではない。
- 3. 尿検査は腎疾患や糖尿病などのスクリーニングを目的として行われ、側弯症とは無関係である。
- 4. 正解。特発性側弯症は思春期の女子に好発し、早期発見が極めて重要である。学校健康診断では、背部の変形や左右の非対称性を視診および触診、あるいはモアレ法や光学的表面形状測定法などのトポグラフィー検査を用いてスクリーニングを行う。モアレ検査法は、体表に等高線状の縞模様を投影することで、背部の隆起や胸郭の歪みを視覚的に捉え、側弯の早期発見に大きく寄与する。
国試ポイント
学校保健における側弯症の検査法として「モアレ検査」および「前屈テスト」の名称を正確に結びつけておくこと。
覚え方
学校健診のスクリーニング検査の対比\n- 特発性側弯症 ⇄ モアレ検査法・前屈テスト\n- 腎疾患・尿路系 ⇄ 尿検査(尿糖・尿蛋白)
対になる知識
学校健康診断において、脊柱の形態異常である特発性側弯症のスクリーニングにはモアレ検査や前屈テストが広く用いられる。これに対し、腎疾患や尿路系の異常を早期発見するためのスクリーニング検査としては尿検査が実施される。
関連知識
特発性側弯症は思春期の女子(小学校高学年から中学生)に最も多く発生する形態異常である。確定診断および重症度の評価には、直立位での脊椎X線撮影を行い、コブ(Cobb)角を測定することが不可欠である。