東洋医学における「広義の神」の説明として正しいものはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は4番
解説
東洋医学における「神」には広義と狭義がある。広義の神は、人体全体の生命活動の総括(生体全体の活力や生命力の表れ)を指す。一方、狭義の神は意識、思考、記憶、情志などの精神活動を指す。
選択肢ごとの解説
- 1. 記憶や思惟活動の維持も、狭義の神の範疇に含まれる。本問の広義の神では、生命活動全体の総括を指している。
- 2. 情志の調節や感情の表出は、主に五臓(特に肝や心)による精神活動や情志のコントロールに関連するものであり、広義の神の定義とは異なる。
- 3. 意識や思考などの精神活動を指すのは、狭義の神の説明である。本問の広義の神では、生命活動全体の総括を指している。
- 4. 正解。東洋医学における「神」には広義と狭義がある。広義の神は、人体全体の生命活動の総括(生体全体の活力や生命力の表れ)を指す。一方、狭義の神は意識、思考、記憶、情志などの精神活動を指す。
国試ポイント
「神」の概念が広義と狭義に分けられることを理解しているかが問われる。広義=生命活動全体、狭義=精神・意識活動、と区別して覚えること。
覚え方
広義=広い視点で「命(生命活動全体)」、狭義=狭い範囲で「心(精神活動)」と覚える。
対になる知識
広義の神は生命活動全体の総括を指し、狭義の神は意識・思考・情志などの精神活動を司る。心はこれらを主ることで生体の中心的な機能を果たし、全身の健康状態を反映する。
関連知識
心は「神を蔵す」とされ、五臓の中心的な存在である。気血津液が充実し、先天の精が満ちることで広義および狭義の神が正常に保たれ、生き生きとした健康な生命活動が維持される。