下顎角の後方、胸鎖乳突筋前縁に位置する手の太陽小腸経の経穴はどれか。
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正解は2番
解説
天容は下顎角の後方、胸鎖乳突筋の前縁に位置する手の太陽小腸経の経穴である。経穴の取穴において、下顎角や胸鎖乳突筋といった周囲の明確な骨度や筋の走行を指標とすることは、正確な位置を特定する上で極めて重要である。本経の頸部を通る経路上の重要なポイントとして位置づけられている。
選択肢ごとの解説
- 1. 秉風は肩甲棘中央の上方に位置する。本問の天容は下顎角の後方、胸鎖乳突筋前縁にあり、部位が異なる。
- 2. 正解。天容は下顎角の後方、胸鎖乳突筋の前縁に位置する手の太陽小腸経の経穴である。経穴の取穴において、下顎角や胸鎖乳突筋といった周囲の明確な骨度や筋の走行を指標とすることは、正確な位置を特定する上で極めて重要である。本経の頸部を通る経路上の重要なポイントとして位置づけられている。
- 3. 曲垣は肩甲棘内側端の上方に位置する。本問の天容は下顎角の後方、胸鎖乳突筋前縁にあり、部位が異なる。
- 4. 肩外兪は第1胸椎棘突起下縁の外側1.5寸に位置する。本問の天容は下顎角の後方、胸鎖乳突筋前縁にあり、部位が異なる。
国試ポイント
頸部にある「天」のつく小腸経・胃経の経穴(天容、天窓、天鼎など)の位置関係(前縁か後縁か)を正確に区別して覚えること。
覚え方
天容は 顎(アギト)の後ろの前縁に
対になる知識
胸鎖乳突筋を挟む位置関係として、前縁に位置するものには小腸経の天容や胃経の人迎があり、後縁(後頸三角)に位置するものには小腸経の天窓や三焦経の天牖などが含まれるため、明確に区別して覚える必要がある。
関連知識
胸鎖乳突筋を基準とした経穴の定位は、国家試験において頻出の解剖学的指標である。前縁に位置するものとして本問の天容のほか、人迎や水突などが挙げられ、後縁に位置するものには天窓や扶突などがある。これらは頭頸部の血管や神経の走行とも密接に関連しており、触察法や表面解剖学の観点からも正確に区別して覚える必要がある。