中指の末節骨の横幅を1横指とする同身寸法を用いて取穴される顔面部の経穴はどれか。
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正解は2番
解説
中指の末節骨の横幅を1横指とする同身寸法(指寸法)は、顔面部などの経穴の取穴に用いられる。頬車は下顎角前上方1寸、咬筋の前縁に位置し、この同身寸法が適用される。
選択肢ごとの解説
- 1. 翳風は耳たぶの後方、乳様突起と下顎枝の後縁の間の中点に位置し、解剖学的指標を基準として取穴される。
- 2. 正解。中指の末節骨の横幅を1横指とする同身寸法(指寸法)は、顔面部などの経穴の取穴に用いられる。頬車は下顎角前上方1寸、咬筋の前縁に位置し、この同身寸法が適用される。
- 3. 承泣は瞳孔の直下、眼窩下縁中央の陥凹部に位置し、解剖学的指標を基準として取穴される。
- 4. 地倉は口角の外方0.4寸に位置し、骨度法や寸法ではなく解剖学的指標で取穴される。
国試ポイント
同身寸法(中指末節骨幅、親指関節幅など)の適用部位や具体的な経穴との組み合わせが問われる。
覚え方
顔面の横幅は中指末節骨(1横指)
対になる知識
同身寸法には、中指の末節骨の横幅を1寸とする中指同身寸法や、患者自身の示指・中指・薬指・小指をそろえた四指の幅を3寸とする四指同身寸法(一夫法)などがある。これらは部位や経穴の特性に応じて使い分けられるため、それぞれの定義と適用部位を正確に整理して覚えることが重要である。
関連知識
同身寸法は患者自身の身体の特定の部分を基準として寸を測る取穴法であり、固定された骨度法を補うものである。頬車は下顎角の前上方、咬筋上に位置し、顔面神経麻痺や三叉神経痛、歯痛などの臨床的疾患に対して頻用される重要な治療穴であり、正確な指寸法による取穴が求められる。