成人の気管支喘息について正しいのはどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
吸入ステロイド薬は気道の慢性炎症を強力に抑制し、気道過敏性を改善することで、喘息発作の頻度と重症度を軽減する効果があるため、成人気管支喘息の長期管理における治療の中心となる。
選択肢ごとの解説
- 1. 気管支喘息は気道の狭窄により空気の流れが妨げられるため、閉塞性換気障害をきたす。拘束性換気障害は肺の膨らみが制限される病態(例:間質性肺炎、肺線維症)である。 正しくは:閉塞性換気障害をきたす。
- 2. 気管支喘息の発作は、気道の炎症や自律神経のバランスの変化により、特に夜間から早朝にかけて起こりやすい特徴がある。これは日内変動の一種である。 正しくは:発作は夜間から早朝に起こりやすい。
- 3. 気管支喘息では、アレルギー反応が関与するため、血液検査では好酸球が増加することが典型的である。好塩基球の増加は特定の血液疾患などで見られる。 正しくは:血液検査では好酸球が増加する。
- 4. 正解。吸入ステロイド薬は、気道の慢性的な炎症を抑制し、気道過敏性を改善することで、喘息発作の予防と長期管理において最も重要な薬剤である。
国試ポイント
気管支喘息の病態生理、診断基準、治療薬の種類と作用機序、特に吸入ステロイド薬の重要性を理解する。
混同注意
気管支喘息の治療薬は多岐にわたるが、吸入ステロイド薬が『治療の中心』であることと、発作時に使用する短時間作用型β2刺激薬を混同しない。
次に同じ論点が出たら
気管支喘息の治療に関する問題が出題された場合、長期管理における吸入ステロイド薬の役割と位置づけ、および発作時治療薬との使い分けが適切に記述されているかを確認する。
覚え方
気管支喘息の治療に関する問題が出題された場合、長期管理における吸入ステロイド薬の役割と位置づけ、および発作時治療薬との使い分けが適切に記述されているかを確認する。
対になる知識
気管支喘息の治療薬は多岐にわたるが、吸入ステロイド薬が『治療の中心』であることと、発作時に使用する短時間作用型β2刺激薬を混同しない。
関連知識
気管支喘息は可逆性の気道狭窄を特徴とし、アレルギー性炎症が病態の主体である。治療には長期管理薬(コントローラー)と発作治療薬(リリーバー)があり、吸入ステロイド薬はコントローラーの代表である。運動誘発喘息、アスピリン喘息などの病型も関連知識として重要。