打鍼法に用いられる鍼の鍼尖形状はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は1番
解説
打鍼法は室町時代末期から江戸時代にかけて発達した伝統的な鍼法であり、腹部に対して小槌で打鍼の頭部を叩くことで刺激を与える。その鍼尖形状は、組織への過度な侵入や損傷を防ぐために先端が尖っておらず、すりおろしたような平らな形状を持つ「スリオロシ形」を採用している。これにより、安全かつ適切な打撃圧を体表へ伝えることができる。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。打鍼法は室町時代末期から江戸時代にかけて発達した伝統的な鍼法であり、腹部に対して小槌で打鍼の頭部を叩くことで刺激を与える。その鍼尖形状は、組織への過度な侵入や損傷を防ぐために先端が尖っておらず、すりおろしたような平らな形状を持つ「スリオロシ形」を採用している。これにより、安全かつ適切な打撃圧を体表へ伝えることができる。
- 2. イチョウ形は、小児鍼などで用いられる接触鍼や皮膚鍼の形状であり、本問の打鍼法で用いられるスリオロシ形とは異なる。
- 3. ラッパ形は打鍼の形状ではなく、他の特殊な鍼や器具で見られる形状である。本問ではスリオロシ形が正解となる。
- 4. スプーン形は打鍼の形状ではない。打鍼法に用いられる鍼の鍼尖形状はスリオロシ形である。
国試ポイント
特殊鍼法(打鍼法など)とそこで用いられる鍼の特殊な形状(スリオロシ形など)の組み合わせは試験で問われやすい。
覚え方
打鍼(だしん)には すりおろし(スリオロシ形)
対になる知識
特殊鍼法の一つである打鍼法に用いられる鍼は、先端が尖っておらず平らな面を持つ「スリオロシ形」の鍼尖形状を持つ。これにより、打槌で叩いた際の過度な組織損傷や強い痛みを防ぎ、安全に腹部への刺激を行うことができる。管鍼法で用いられる一般的な鍼とは異なり、打鍼専用の特殊な形状としてよく出題される。
関連知識
毫鍼の鍼尖形状には、鋭利なノゲ形、丸みを帯びた卵形、その中間的な松葉形、そして打鍼用のスリオロシ形などがある。それぞれ刺入時の抵抗や生体反応が異なるため、施術目的や部位に応じて選択される。