手術を必要とする状態や緊急手術を要する急性期疾患に対する対応として正しいのはどれか。
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正解は3番
解説
感染症の急性期や手術を必要とする状態、診断が確定していない病態などは、病態の悪化を招くおそれがあるため鍼灸治療の絶対的禁忌である。速やかに医師の治療を優先すべきである。
選択肢ごとの解説
- 1. 高熱を伴う疾患や全身の著しい衰弱状態は、病因が全身性に及んでおり鍼灸治療の禁忌である。全身通電療法などの物理療法を行うべきではない。
- 2. 骨折や重度の外傷の急性期は、局所への鍼治療を行うことで症状の悪化や二次損傷を招くため禁忌である。積極的に刺鍼してはならない。
- 3. 正解。感染症の急性期や手術を必要とする状態、診断が確定していない病態などは、病態の悪化を招くおそれがあるため鍼灸治療の絶対的禁忌である。速やかに医師の治療を優先すべきである。
- 4. 悪性腫瘍の痛みは、西洋医学的治療との併用が前提となるが、緩和ケアとしての鍼治療の適応となりうる。
国試ポイント
鍼灸治療の適応と絶対的禁忌(手術を要する状態、感染症の急性期など)の区別が問われる。
覚え方
急な手術・感染・高熱・外傷急性期は「絶対ダメ(絶対的禁忌)」。
対になる知識
鍼灸治療の適応は慢性疼痛や機能性疾患などであるが、感染症の急性期、手術を要する急性腹症や重篤な外傷などは病態を悪化させる危険があるため、絶対的禁忌として施術を行ってはならない。
関連知識
感染症の急性期に鍼治療を行うと、炎症の拡散や全身状態の悪化を招く恐れがある。施術前には必ず詳細な問診とバイタルサインの確認を行い、禁忌病態が含まれていないか的確に鑑別する必要がある。