意識障害を伴うクスマウル呼吸がみられる病態に対する適切な対応はどれか。
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正解は4番
解説
意識障害を伴うクスマウル呼吸は、重篤な代謝性アシドーシスを示唆する緊急性の極めて高い病態である。このような状態は鍼灸治療の禁忌であり、直ちに医師の診察や救急対応を優先すべきである。
選択肢ごとの解説
- 1. 局所の血行改善などを目的として安易に施術を行ってよい病態ではなく、全身管理と医療機関への搬送が必要である。
- 2. 軽刺激であっても対応するべきではなく、いかなる鍼治療も行ってはならない禁忌の病態である。
- 3. 重篤な代謝性アシドーシスや意識障害は緊急を要するため、鍼治療の適応ではなく明確な禁忌である。
- 4. 正解。意識障害を伴うクスマウル呼吸は、重篤な代謝性アシドーシスを示唆する緊急性の極めて高い病態である。このような状態は鍼灸治療の禁忌であり、直ちに医師の診察や救急対応を優先すべきである。
国試ポイント
クスマウル呼吸や意識障害などの緊急性の高い全身症状は「鍼療法の禁忌」であり、医師への受診が最優先される点を問われる。
覚え方
クスマウル呼吸・意識障害=「すぐ病院(鍼治療禁忌)」。
対になる知識
意識障害を伴うクスマウル呼吸は、糖尿病性ケトアシドーシスなどの重篤な代謝性アシドーシスを示唆する危険な徴候であり、鍼灸治療の絶対的な禁忌(要医療機関受診)に該当する。
関連知識
クスマウル呼吸は、アシドーシスを代償するために肺からの二酸化炭素排出を増やそうとして起こる深くて速い呼吸である。こうした全身性の重篤な病態を見逃さず、速やかに適切な医療へ繋げることが施術者には求められる。