鍼治療を受ける患者の刺激に対する反応性に大きく影響する要因はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は2番
解説
患者の刺激への反応性(感受性)は、個人の体質、年齢、性別、精神状態、および過去の受療経験などにより左右される。特に受診・受療経験は、鍼刺激に対する心理的反応や生体反応に大きく影響する。
選択肢ごとの解説
- 1. 経穴の選択は、治療効果や目的部位に影響を与えるが、患者側の感受性を直接決定する要因とは異なる。
- 2. 正解。患者の刺激への反応性(感受性)は、個人の体質、年齢、性別、精神状態、および過去の受療経験などにより左右される。特に受診・受療経験は、鍼刺激に対する心理的反応や生体反応に大きく影響する。
- 3. 施術者の熟練度は、施術側が適切な刺激量を設定・調整するための要因である。本問の患者側の反応性に影響する要因とは異なる。
- 4. 刺入深度は、治療側が設定・調整する刺激量を決定する空間的要因である。本問の患者側の反応性に影響する要因とは異なる。
国試ポイント
生体の感受性を決定する要因(患者側の因子:体質、年齢、性別、受療経験など)と、刺激量を決定する要因(術者側の因子:手技、刺入深度など)の区別が問われる。
覚え方
患者の「経験・体質・年齢」が感受性を決める。
対になる知識
患者側の要因として刺激に対する反応性(感受性)に大きく影響するものには、年齢、性別、体質、精神状態、そして過去の受療経験がある。これに対し、刺入深度や施術者の熟練度は術者側の刺激量決定要因となる。
関連知識
初めて鍼治療を受ける患者(受療経験がない患者)は、緊張や恐怖感から鍼メマイなどの心因性副反応を起こしやすい。そのため、患者の受療経験や心理状態を事前に把握し、丁寧な説明と弱い刺激から行う配慮が必要である。