心疾患リハビリテーションプログラムの対象疾患はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は2番
解説
心不全は心臓のポンプ機能が低下した病態であり、心疾患リハビリテーションの主要な対象疾患の一つである。運動耐容能の改善やQOL向上を目的としてプログラムが実施される。
選択肢ごとの解説
- 1. 糖尿病は生活習慣病であり合併症管理は重要だが、心疾患リハビリテーションの対象疾患名としては直接挙げられないため誤り。
- 2. 正解。心不全は心臓のポンプ機能が低下した病態であり、心疾患リハビリテーションの主要な対象疾患の一つである。運動耐容能の改善やQOL向上を目的としてプログラムが実施される。
- 3. 急性大動脈解離は発症急性期等において安静管理が最優先され、病態や時期によってはリハビリテーションの慎重な適応判断や禁忌となる場合があるため誤り。
- 4. 高血圧症は生活習慣病管理の対象であるが、心疾患リハビリテーション料の直接的な算定対象疾患そのものではないため誤り。
国試ポイント
心疾患リハビリテーションの対象疾患(急性心筋梗塞、安定狭心症、冠動脈バイパス術後、弁膜症術後、大血管疾患術後、心不全など)を確実に覚えること。
覚え方
心リハ対象:梗塞、狭心症、手術後(CABG・弁・大血管)、心不全
対になる知識
心疾患リハビリテーションプログラムにおいて、対として禁忌あるいは慎重な適応となる病態を把握することが極めて重要である。絶対的禁忌には、不安定狭心症、コントロール不良の心不全や重篤な不整脈、急性心筋梗塞直後の一部病態などが含まれ、これらは安全管理上、運動療法の実施を見合わせる必要がある。
関連知識
心臓リハビリテーションは、運動療法のみならず、冠危険因子の管理を含む生活習慣の指導、栄養指導、服薬管理、および心理的サポートやカウンセリングなどを包括的に実践し、患者の生命予後改善とQOL向上を図る。