HbA1cが反映する血糖値の期間はどれか。
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出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
HbA1cは、赤血球内のヘモグロビンにブドウ糖が結合(糖化)したものであり、赤血球の寿命(約120日)を反映します。そのため、HbA1c値は過去1~2か月間の平均血糖値を反映するとされています。過去数日間の血糖値にはあまり影響されません。
選択肢ごとの解説
- 1. 1~2日間という期間はHbA1cが反映する期間として短すぎる。この期間の血糖変動は、随時血糖値などで評価される。 正しくは:正しくは1~2か月間。
- 2. 1~2週間という期間はHbA1cが反映する期間としては短すぎる。この期間の平均血糖値を反映する指標としてはグリコアルブミンが適切である。 正しくは:正しくは1~2か月間。
- 3. 正解。HbA1cは赤血球中のヘモグロビンが糖化されたものであり、赤血球の寿命が約120日であることから、過去1~2か月間の平均血糖値を反映する指標であるため、正しい。
- 4. 1~2年間という期間はHbA1cが反映する期間としては長すぎる。赤血球の寿命は約120日であるため、数か月以上の期間を反映することはない。 正しくは:正しくは1~2か月間。
国試ポイント
HbA1cが過去1~2か月間の平均血糖値を反映する指標であることを覚える。また、その理由が赤血球の寿命と関連していることを理解する。
混同注意
HbA1cは過去1~2か月間の平均血糖値を反映するが、血糖値(随時血糖、空腹時血糖)はその時点の血糖値を反映する。グリコアルブミンは、アルブミンの半減期が約17日と短いため、過去2週間程度の血糖変動を反映する点で区別される。
次に同じ論点が出たら
同様の論点が出た場合、血糖変動を反映する指標とその期間(HbA1c:1~2か月、グリコアルブミン:2週間、血糖値:その時点)を正確に記憶しているかで判断する。
覚え方
同様の論点が出た場合、血糖変動を反映する指標とその期間(HbA1c:1~2か月、グリコアルブミン:2週間、血糖値:その時点)を正確に記憶しているかで判断する。
対になる知識
HbA1cは過去1~2か月間の平均血糖値を反映するが、血糖値(随時血糖、空腹時血糖)はその時点の血糖値を反映する。グリコアルブミンは、アルブミンの半減期が約17日と短いため、過去2週間程度の血糖変動を反映する点で区別される。
関連知識
血糖コントロールの指標として、HbA1c以外に、食後血糖値、空腹時血糖値、グリコアルブミン、1,5-アンヒドログルシトール(1,5-AG)などがある。それぞれの検査が反映する期間と特徴を理解しておくことが重要である。特にグリコアルブミンは短期(約2週間)の血糖変動を反映するため、HbA1cと比較して覚えやすい。1,5-AGは食後高血糖の指標となる。