足の少陰腎経の原穴はどれか。
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正解は1番
解説
足の少陰腎経の原穴は太渓である。原穴は十二経脈の四肢末端近くに位置し、原気が特にゅう出する重要な経穴である。足の少陰腎経は足底から始まり内果の後方を経て上行するが、太渓穴は内果後下方、内果尖とアキレス腱の間の陥凹部に位置しており、腎経の虚実を反映する診断・治療上の要穴として臨床的意義が極めて高い。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。足の少陰腎経の原穴は太渓である。原穴は十二経脈の四肢末端近くに位置し、原気が特にゅう出する重要な経穴である。足の少陰腎経は足底から始まり内果の後方を経て上行するが、太渓穴は内果後下方、内果尖とアキレス腱の間の陥凹部に位置しており、腎経の虚実を反映する診断・治療上の要穴として臨床的意義が極めて高い。
- 2. 衝陽は足の陽明胃経の原穴である。本問の足の少陰腎経の原穴を問われているため不適当。衝陽は足背の最高点、第2中足骨底と楔状骨の間、足背動脈の拍動部に位置し、胃経の疾患治療に選択される。
- 3. 腕骨は手の太陽小腸経の原穴である。本問の足の少陰腎経の原穴を問われているため不適当。腕骨は手関節後内側、第5中手骨底の遠位、赤白肉際に見出され、小腸経の諸症状に対応する。
- 4. 京骨は足の太陽膀胱経の原穴である。本問の足の少陰腎経の原穴を問われているため不適当。京骨は足の外側、第5中足骨粗面の遠位に位置し、膀胱経の異常に対して用いられる経穴である。
国試ポイント
足の少陰腎経の原穴である太渓は内果の後下方に位置し、その位置と「腎=太渓」の対応が国試で頻出する。
覚え方
腎の原穴 太渓(腎の太い渓流),三焦の原穴 陽池(太陽の池)
対になる知識
三焦の募穴は任脈の石門であり、三焦経の原穴は陽池である。また、胆の募穴は肝経の期門であり、胆経の原穴は丘墟である。肝の募穴も期門であり、肝経の原穴は太衝となる。募穴の所属経脈と原穴の位置を混同しないよう整理が必要である。
関連知識
募穴は腹胸部にある気血が集まる経穴であり、陰経の病変には腹部の募穴が、陽経の病変には背部の背兪穴が用いられることが多い。原穴は六部定位法や脈診などの臨床診断・治療の要となる。