結核対策において、感染者や発病者を早期に発見し、適切な治療や感染拡大防止につなげることを目的とする手段はどれか。
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正解は4番
解説
結核対策における定期健康診断は、無症状のうちに感染者や発病者を早期に発見し、速やかな治療介入と感染拡大の防止につなげることを直接の目的としているため正しい。
選択肢ごとの解説
- 1. 接触者健診は結核患者の周辺者を対象に行うものであるが、一般的な結核対策における基本方針としての早期発見手段の代表例は定期健康診断である。
- 2. 多剤併用療法は、結核を発症した患者に対する治療法の原則であり、早期発見のための手段そのものではない。
- 3. BCG予防接種は発病そのものを予防することを目的とするものであり、既存の感染者や発病者の早期発見を目的とした手段ではない。
- 4. 正解。結核対策における定期健康診断は、無症状のうちに感染者や発病者を早期に発見し、速やかな治療介入と感染拡大の防止につなげることを直接の目的としているため正しい。
国試ポイント
健康診断や予防接種など、疾病予防対策における各手段の目的(早期発見、発病予防など)の区別が問われる。
覚え方
健康診断=見つける(早期発見) ⇄ 予防接種=防ぐ(発病予防)
対になる知識
他分野の疾病対策における早期発見・治療の手段として、がん対策ではがん検診による早期発見が実施され、生活習慣病対策では特定健康診査によるメタボリックシンドロームのリスクの早期把握が行われる。
関連知識
結核は感染症法上の二類感染症に分類される。予防接種にはBCGが用いられ、主に乳幼児が対象となる。感染症対策は感染源対策、感染経路対策、感受性宿主対策に大別される。