ポピュレーションアプローチに関する記述で正しいのはどれか。
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正解は4番
解説
ポピュレーションアプローチは、社会全体の環境整備や健康教育などにより、集団全体のリスク因子を低下させ、リスク分布を望ましい方向にシフトさせることを目的とする介入手法である。
選択肢ごとの解説
- 1. これは2次予防(早期発見・早期治療)の説明である。本問のポピュレーションアプローチとは概念が異なる。
- 2. これは3次予防の説明である。本問のポピュレーションアプローチでは集団全体の予防や健康の保持増進を目指す。
- 3. これはハイリスクアプローチの説明である。本問のポピュレーションアプローチでは集団全体を対象とする。
- 4. 正解。ポピュレーションアプローチは、社会全体の環境整備や健康教育などにより、集団全体のリスク因子を低下させ、リスク分布を望ましい方向にシフトさせることを目的とする介入手法である。
国試ポイント
ポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチの定義や対象集団の違いを問う問題が頻出である。
覚え方
ポピュレーション=全体(集団)にアプローチ、ハイリスク=危険度の高い特定の人を狙う。
対になる知識
対になる概念としてハイリスクアプローチがあり、これは特定の高リスク集団に対して集中的に医療介入や保健指導を行い、高い効果を得ることを目的としている。集団全体の平均値を動かすポピュレーションアプローチとは対象と戦略が異なる。
関連知識
ポピュレーションアプローチは、一人ひとりのリスク低下の度合いは小さくても、社会全体の環境や文化的な要因に働きかけることで、集団全体としては多くの疾患発症を防ぎ、大きな健康改善効果をもたらす可能性を持っている。