ギラン・バレー症候群について正しい記述はどれか。
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正解は2番
解説
ギラン・バレー症候群は、急性期の炎症性脱髄性多発根神経炎であり、発症の1〜3週間ほど前に上気道炎や下痢などのウイルス感染や細菌感染(特にカンピロバクター・ジェジュニ感染)の先行感染を認めることが多い。自己免疫機序が関与して末梢神経が障害される。
選択肢ごとの解説
- 1. ギラン・バレー症候群は遺伝性疾患ではなく、感染等を契機に発症する自己免疫性の疾患である。
- 2. 正解。ギラン・バレー症候群は、急性期の炎症性脱髄性多発根神経炎であり、発症の1〜3週間ほど前に上気道炎や下痢などのウイルス感染や細菌感染(特にカンピロバクター・ジェジュニ感染)の先行感染を認めることが多い。自己免疫機序が関与して末梢神経が障害される。
- 3. 上肢から下肢ではなく、両下肢の筋力低下から始まり上行性に進行する上行性麻痺を特徴とする。
- 4. 障害されるのは中枢神経系ではなく、末梢神経(神経根および末梢神経のミエリン鞘や軸索)である。
国試ポイント
先行感染(カンピロバクター)、上行性麻痺、腱反射消失、末梢神経の自己免疫障害というキーワードの組み合わせが国家試験で頻出される。
覚え方
「ギラン・バレーは 下から上へ(下肢から上行性)、バイ菌(先行感染)のあと、反射は消える」と覚える。
対になる知識
ギラン・バレー症候群では、発症の1〜3週間ほど前に上気道炎や下痢などの先行感染が認められることが多い。また、障害部位は中枢神経系ではなく末梢神経のミエリン鞘や軸索であり、麻痺は下肢から上肢へ上行性に進行する。
関連知識
最も頻度の高い先行感染はカンピロバクター・ジェジュニである。重症例では呼吸筋麻痺をきたすため人工呼吸器管理が必要となる。治療には免疫グロブリン大量静注療法(IVIg)や血漿交換療法が選択される。