左右の第12肋骨先端を結ぶ線と後正中線の交点で、棘突起下方陥凹部にあるのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
命門は、第2腰椎棘突起下縁の陥凹部に位置する。問題文にある「左右の第12肋骨先端を結ぶ線」は、一般的に第2腰椎の高さに相当し、「後正中線の交点」は体表の正中線を指すため、これらの位置関係から命門が正答となる。
選択肢ごとの解説
- 1. 懸枢は第1腰椎棘突起下方の陥凹部に位置する経穴であり、問題文の指標である「左右の第12肋骨先端を結ぶ線」とは高さが異なるため誤り。 正しくは:懸枢は第1腰椎棘突起下方の陥凹部。
- 2. 正解。命門は第2腰椎棘突起下方の陥凹部に位置する経穴であり、問題文の「左右の第12肋骨先端を結ぶ線と後正中線の交点」に合致するため正答。
- 3. 腰陽関は第4腰椎棘突起下方の陥凹部に位置する経穴であり、問題文の指標とは高さが大きく異なるため誤り。 正しくは:腰陽関は第4腰椎棘突起下方の陥凹部。
- 4. 下極兪は一般的に「極兪」とされ、これは第19椎(第2腰椎)の脊椎棘突起下縁(命門と同じ高さ)にあるが、問題文は「棘突起下方陥凹部」という表現であり、下極兪という特定の経穴として認識されることは少ない。さらに、下極兪は別名として用いられることが多く、国試では命門がより一般的な名称である。 正しくは:命門がより一般的な名称であり、正確な位置と名称の知識が求められる。
国試ポイント
国家試験では、主要な経穴の部位を正確に覚えることが重要である。特に、解剖学的指標と経穴の対応関係を理解しておく必要がある。
混同注意
後正中線上の腰部にある経穴は、隣接する経穴と混同しやすいため、それぞれの位置を正確に区別して覚える必要がある。
次に同じ論点が出たら
同様の問題が出た場合は、まず問題文中の解剖学的指標(例:肋骨、棘突起、正中線)からどの椎体レベルかを特定し、その高さにある主要経穴が選択肢にあるかを確認する。
覚え方
同様の問題が出た場合は、まず問題文中の解剖学的指標(例:肋骨、棘突起、正中線)からどの椎体レベルかを特定し、その高さにある主要経穴が選択肢にあるかを確認する。
対になる知識
後正中線上の腰部にある経穴は、隣接する経穴と混同しやすいため、それぞれの位置を正確に区別して覚える必要がある。
関連知識
督脈に属する経穴であり、生命の門、陽気の根本とされる重要なツボである。泌尿生殖器系、腰痛、疲労回復などに用いられることが多い。