HPV感染について最も適切なのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染は非常に一般的であり、性交渉経験のある多くの人が一生のうちに一度は感染するといわれています。しかし、免疫力によって多くの場合、ウイルスは自然に排除され、持続感染に至ることは稀です。持続感染がなければ、がんへの進行リスクは低いとされています。
選択肢ごとの解説
- 1. HPVは子宮頸癌との関連が非常に深く、ほとんどの子宮頸癌の原因となる。子宮内膜癌の主要な原因はHPVではない。 正しくは:子宮頸癌との関連が深い。
- 2. HPVワクチンは、子宮頸癌などの発生原因となる高リスク型HPVの感染を予防することで、結果的に癌の発生を予防する効果がある。 正しくは:ワクチンは癌の発生を予防できる。
- 3. HPVは男性にも感染し、尖圭コンジローマや陰茎癌、肛門癌、中咽頭癌などの原因となることがある。男性へのHPVワクチン接種も推奨されている。 正しくは:男性にも感染する。
- 4. 正解。ヒトパピローマウイルス(HPV)は感染しても多くの場合、自然に免疫によって排除され、持続感染に至ることは少ない。持続感染しない限り、がんへの進行リスクは低い。
国試ポイント
HPV感染は多くが自然排除されること、およびHPVと子宮頸癌の関連、HPVワクチンの有効性について理解する。
混同注意
HPV感染と、子宮頸癌の発生を混同しやすい。HPV感染は高頻度だが、子宮頸癌に至るのはその一部で、多くは自然排除されることを理解する。
次に同じ論点が出たら
HPV感染の自然経過、HPVが原因となる疾患、ワクチンの有効性、および子宮頸癌検診の意義について問われた場合、それぞれの概念を正確に区別して判断する。
覚え方
HPV感染の自然経過、HPVが原因となる疾患、ワクチンの有効性、および子宮頸癌検診の意義について問われた場合、それぞれの概念を正確に区別して判断する。
対になる知識
HPV感染と、子宮頸癌の発生を混同しやすい。HPV感染は高頻度だが、子宮頸癌に至るのはその一部で、多くは自然排除されることを理解する。
関連知識
子宮頸癌の主な原因は高リスク型HPVの持続感染である。HPVワクチンは一次予防として重要であり、子宮頸癌だけでなく、尖圭コンジローマなどの予防にも効果がある。子宮頸癌検診(細胞診)は二次予防である。