腎臓の構造について正しいものはどれか。
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正解は2番
解説
足細胞(ポドサイト)は糸球体毛細血管の表面(外側)を覆うように存在する特異的な細胞である。血管内皮細胞、基底膜とともに糸球体における血液濾過の障壁(スリット膜)を形成しているため、この記述が正しい。
選択肢ごとの解説
- 1. 腎小体(糸球体とボーマン嚢)は腎皮質に存在する。腎髄質には主に尿細管や集合管が走るため誤りである。
- 2. 正解。足細胞(ポドサイト)は糸球体毛細血管の表面(外側)を覆うように存在する特異的な細胞である。血管内皮細胞、基底膜とともに糸球体における血液濾過の障壁(スリット膜)を形成しているため、この記述が正しい。
- 3. メサンギウム細胞は糸球体毛細血管の間に存在し、腎盂には存在しないため誤りである。
- 4. ネフロンは腎小体と尿細管からなり、集合管はネフロンには含まれないため誤りである。
国試ポイント
ネフロンの構成要素(腎小体+尿細管)、足細胞の存在場所(糸球体毛細血管表面)、腎皮質と腎髄質の構造の違いが問われやすい。
覚え方
足細胞(ポドサイト)=糸球体の外側を足で包む。
対になる知識
ネフロンは腎小体と尿細管から構成され、尿を最終的に集める集合管はネフロンには含まれないという区分を明確にする。また、糸球体ろ過障壁の構成要素として、毛細血管内皮細胞、基底膜、足細胞の3層構造をセットで覚える必要がある。
関連知識
腎小体は糸球体とそれを包むボウマン嚢からなり、腎皮質に存在する。また、遠位尿細管の一部が輸入細動脈と接する部分は緻密斑と呼ばれ、隣接する傍糸球体細胞とともに血圧調節に関与するレニンを分泌する傍糸球体装置を構成する。